「オクトモア 09.1」国内販売開始

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source : bruichladdich.com

昨年夏に英国で発売されたブルックラディ蒸溜所によるスーパーヘビリーピーテッドウイスキー・オクトモアのバッチ9の1つ「オクトモア 09.1 スコティッシュ・バーレイ」が国内でも発売される。
2011年に収穫されたスコットランド産コンチェルト種大麦を原料に2012年に蒸溜、ジムビーム、ジャックダニエルなどのファーストフィルバーボンバレルで5年間熟成させたものとなっている。
59.1% ABV、700ml、限定本数は世界全体で42,000本、希望小売価格税別16,000円で、2月4日より発売開始。
またこの発売に伴い、旧商品「オクトモア 08.1 スコティッシュ・バーレイ」は在庫限りで発売終了となる。

シングルモルト・スコッチウイスキー 「オクトモア 09.1 スコティッシュ・バーレイ」数量限定発売のご案内 | PR TIMES

2019年上半期 国内リリース一覧

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サントリー 5カ国の原酒を使用したブレンデッドウイスキー「碧 Ao」を発売

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source : suntory.co.jp

サントリーは世界5大ウイスキー産地の原酒を使用した、SUNTORY WORLD WHISKY「碧 Ao」を発売する。

原酒は全て自社蒸溜所によるものと発表されており、アイルランド、スコットランド、アメリカ、カナダ、日本の全てにウイスキー蒸溜所を所有するサントリーならではのブレンデッド・ウイスキーでとなる。
具体的にどの蒸溜所の原酒が使用されているかは今の所不明だが、現時点でサントリーホールディングスの傘下にある蒸溜所は以下の通り。

アイルランド
クーリー / キルベガン
スコットランド
ラフロイグ / ボウモア / オーヘントッシャン / グレン・ギリー / アードモア
アメリカ
ジム・ビーム / メイカーズ・マーク
カナダ
アルバータ / カナディアン・クラブ
日本
山崎 / 白州 / 知多

2019年は春夏と秋冬の2期に出荷が行われる予定で、第1期の発売は4月16日より開始される。
アルコール度数43%、容量700mlで、価格は税別5,000円となっている。

SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(アオ)数量限定新発売 | サントリー

2019年上半期 国内リリース一覧

本坊酒造、マルス信州蒸溜所を増強

本坊酒造が12億円を投じ、マルス信州蒸溜所に蒸溜棟や貯蔵庫、ビジター施設を新設すると日本経済新聞が報じている。

需要の急増による原酒不足から、国内各社はここ数年生産能力の増強を急いでおり、昨年1年間だけでも、サントリーによる白州蒸溜所と近江エージングセラーの貯蔵能力増強、ベンチャーウイスキーの蒸溜所新設、キリンによる富士御殿場蒸溜所の生産能力増強、木内酒造の蒸溜所新設などが明らかになっている。

本坊酒造、長野にウイスキー蒸留棟新設 | 日本経済新聞

新年のご挨拶と昨年のトップ記事10本

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は当サイトをご愛読頂きまして誠にありがとうございます。
このところ諸事情により更新が滞りがちではありますが、本年も可能な限り記事の投稿・更新は続けてまいります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、以下は昨年一年間の閲覧数トップ10の記事になります。

1位 山崎リミテッドエディション、今年は発売されず (4月11日)
2014年から2017年までの4年間、お中元・お歳暮のシーズンに合わせて毎年発売されていたサントリーの「山崎 リミテッドエディション」ですが、恐らく原酒不足により昨年は発売されませんでした。今年も望み薄ではないかと思われます。

2位 「響 ブレンダーズ・チョイス」9月リリース (6月5日)
9月で休売となったサントリー「響 17年」の代替品として、新たに「響 ブレンダーズ・チョイス」が登場しました。飲食店向けの商品だと報道されていましたが、「17年」とは違って十分に供給されているのか、昨年末頃より一般の店頭で見かけることも多くなっています。

3位 マッカラン「クエスト・コレクション」新発売 (2017年10月14日)
昨年1月より免税店市場で販売されているマッカランの新シリーズの記事です。投稿自体は一昨年に行ったものですが、昨年4月頃より並行輸入品が国内でも見られるようになったことと、11月2日に放送された日本テレビ「アナザー・スカイ」の中で、ビビる大木さんがスコットランドのマッカラン蒸溜所でシリーズの1本「マッカラン テラ」を購入したことから閲覧数が急増しました。

4位 「マッカラン 60年」、ウイスキー史上最高額 1億2千万円で落札される (5月20日)
記事は5月のものですが、同じ「マッカラン 60年」の別の1本が10月に1億2,500万円の値をつけ5月の記録を更新した事が世界中で大きく報道され、閲覧数を伸ばしました。なお11月には別の「マッカラン 60年」が1億7,300万円で落札されて記録を大幅に更新しましたが、なぜかこちらは10月の時のようには大きく報道されませんでした。

5位 響17年、販売停止へ (5月15日)
世界的な知名度を誇る「響 17年」休売のニュースは、国内のみならず海外でも大きく報道されました。同日には「白州 12年」6月休売のニュースも報じられ、この2つの銘柄はしばらくの間ネットオークションなどで希望小売価格の何倍もの値段で取引されていました。

6位 余市・宮城峡マンサニーリャウッドフィニッシュ、限定発売 (9月20日)
一昨年の「モスカテルウッドフィニッシュ」に続くニッカウヰスキーの限定商品です。10月には海外向けに「シェリーウッドフィニッシュ」「バーボンウッドフィニッシュ」も発売されています。

7位 「マッカラン 72年」リリースへ (6月1日)
新蒸溜所のオープンに合わせて販売された6万ドルのマッカランです。4位のニュースを見る限り、投資としてはお値打ちなのでしょうか・・・

8位 「マッカラン エディション No.3」国内発売 (9月5日)
本国などでは一昨年に発売されていた「マッカラン エディション No.3」ですが、日本では1年以上遅れてようやく発売となりました。なお海外ではすでに「No.4」が5月に発売されて出荷は終了、今年の前半には「No.5」が発売されるものと思われます。

9位 Winter is Here!「ホワイトウォーカー by ジョニーウォーカー」リリース (10月2日)
今年完結予定の大人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ(GOT)」とのコラボレーションで発売されたジョニーウォーカーです。また同じくGOTとのコラボレーションシングルモルトシリーズも11月にアメリカで発売されているようです。今のところ、いずれも日本では発売されていません。

10位 マッカラン「M ブラック 2017」「エディション No.4」「ジェネシス」リリース (6月20日)
「マッカラン ジェネシス」は7位の「72年」と同じく新蒸溜所のオープン記念ボトルで、英国内では蒸溜所限定で発売されましたが、蒸溜所には発売日前日からバイヤーが殺到し、周辺の道路が封鎖される騒ぎを引き起こしました。発売からわずか2週間後には、希望小売価格の10倍以上の値段で取引されたようです。

今年はどんなニュースが注目を集めるでしょうか。

グレンタレット、スイス人実業家の元へ

現在英エドリントンが所有するグレンタレット蒸溜所を、スイス人実業家シルヴィオ・デンツ(Silvio Denz)氏が率いるアート&テロワール(Art & Terroir)社が買収する。
買収は来年の春に完了する予定で、蒸溜所の雇用は維持される。買収金額は非公表。

アート&テロワールはフランスの他イタリアやスペインなどにワイナリーを複数所有する会社だが、ウイスキーの蒸留所を傘下に収めるのはこれが初めてだと思われる。
またオーナーのデンツ氏は、高級クリスタルメーカーのラリック社を傘下に持つラリック・グループの会長も務めている。

グレンタレットは密造時代も含めると現存するスコットランド最古の蒸溜所だとも言われる歴史ある蒸溜所だが、マッカランなどの他のエドリントン傘下の蒸溜所に比べると生産量は数十分の一と非常に小規模で、ポートフォリオの高級路線化と合理化を進めるエドリントンが売却先を模索していた
なお、同じく売り出し中だったブレンデットウイスキー「カティーサーク」は、一足先に売却先が決定している

Glenturret Distillery Sold to Lalique Owner | Scotchwhisky.com

あなたのコレクションは大丈夫? フェイクボトル蔓延中か

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このアードベッグ、偽物です(SUERC)  source : thespiritsbusiness.com

ウイスキーへの投資や分析、売買仲介などを行う英レア・ウイスキー101(Rare Whisky 101)は、オークションや個人収集家など全て異なる経路から無作為に入手したオールドボトル55本の中身をスコットランド大学連合環境研究センター(Scottish Universities Environmental Research Center / SUERC)と共同で調査した結果、55本中21本が明らかな偽物、もしくはラベルの記載とは異なる蒸溜年代の物だったと発表した。
年代特定には原料の大麦が生育中に吸収した炭素14を利用する放射能性炭素年代測定が用いられており、SUERCによれば核実験などにより大気中に存在する炭素14が増加した1950年代以降の物であれば誤差2〜3年の精度で、それ以前の物であればこれよりもやや大きな誤差での特定が可能だという。

今回調査された55本には「アードベッグ 1885」他、19世紀の蒸溜だとされるシングル・モルト・ウイスキー10本が含まれていたものの、これら10本にはいずれも偽物だという判定が下された。
レア・ウイスキー101の設立者デビッド・ロバートソン(David Robertson)氏は「19世紀以前の物だとされるウイスキー全て、また20世紀の物についても多くの場合、それが立証されていない限りは原則偽物として扱うべき」だとしている。

近年のウイスキーブームと共に希少なウイスキーの市場価格は上昇の一途を辿っており、今年10月には「マッカラン 1926 60年 ヴァレリオ・アダミ」がおよそ1億2,500万円で、続く11月には「マッカラン 1926 60年 マイケル・ディロン」がおよそ1億7,300万円(いずれも落札時のレート)で、それぞれオークションで取引された。
一方で今回のようなフェイク・ボトルの問題も各国で顕在化し始めており、昨年11月には同年7月にスイスのホテルで中国人観光客に提供された1杯110万円の「マッカラン 1878」が、レア・ウイスキー101の調査で偽物だったと判明した
この他アメリカでは「パピー・ヴァン・ウィンクル」のボトルを偽造した男が昨年起訴されており、また日本では偽の「響 30年」をメルカリで販売した男2人が今年の8月に逮捕されている
ロバートソン氏は、こういった問題は「レアボトルの価格の上昇が続く限り、拡大し続けるだろう」と見ている。

今回偽物だと判定された21本が全て本物であると仮定した場合、その市場価値の合計は63万5千ポンド、およそ9,000万円にものぼるという。
レア・ウイスキー101では、現在二次流通市場及び公開されているコレクションの中に存在するレアボトルの内、価格にしておよそ4,100万ポンド、約57億5千万円分が偽物だと推定している。

Third of Rare Scotch Whiskies Tested Found to be Fake | BBC
Fake Whisky ‘Infiltrating All Routes to Market’ | The Spirits Business

グレンドロナック「グランデュワー バッチ10」リリース

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source : glendronachdistillery.com

グレンドロナックより、今年2月に発売されたバッチ9に続く「グランデュワー 27年 バッチ10(GlenDronach Grandeur Aged 27 Years Batch 10)」がリリースされる。
原酒には蒸溜所最古級の物を含むオロロソとPXシェリーの各種カスクで27年以上熟成された物を使用、アルコール度数、50.5%。
限定本数は2,293本で、英国での価格は£499(約7万円)となっている。

GlenDronach Debuts New Grandeur Batch 10 | Scotchwhisky.com
Grandeur Aged 27 Years Batch 10 | The GlenDronach