DISCUS (Distilled Spirits Council of the United States) によれば、米国内におけるライ・ウイスキーの売上数量は2009年から2016年にかけて778%、売上金額では約900%も増加し、2017年も二桁の成長が見込まれるという。
市場の急拡大を受けDISCUSはアメリカ国際貿易委員会 (United States International Trade Commission / USITC) に対し、輸出動向を把握する為ライ・ウイスキーにもバーボンと同様な独立した輸出コードの設定を要請、これは近く承認される見通しだ。
Rye Whiskey Volumes Up 778% in the US | thespiritsbusiness.com
現在米国からの輸出時に使用されるコード (HSコード・通称Schedule B) では、1コンテナ当たり4リットル未満のライ・ウイスキーには独自のコードが設定されているが、4リットル以上の場合にはなぜか「その他ウイスキー」としてシングル・モルトなどと一纏めにされる (当然ながらバーボンには両方の設定がある)。
これでは正確な輸出量の把握は難しいというわけで、上記の要請に繋がった。
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