日本食糧新聞の報道によると、日本洋酒酒造組合は「ウイスキーの表示に関する特別委員会」を設置し、東京オリンピックが開催される2020年を目処に「ジャパニーズ・ウイスキー」の定義化を検討しているようだ。
いかにも日本風なラベルが貼ってあるものの、ボトルの中身が何処の国で生産されたか不明なウイスキーまで「ジャパニーズ・ウイスキー」として扱われてしまっている現状を見ると、何らかの定義付けは必要だろうと思われる。
スコッチやバーボンのような法による厳格な定義は難しいかも知れないが、日本で一回樽詰めしとけばOK、のようなお茶を濁す結果にならない事を望みたい。