月別アーカイブ: 2018年1月

山崎50年、3,250万円で落札される

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現サントリーチーフブレンダー・福與伸二氏のサイン入りの物が出品された。source : sothebys.com

今月27日にサザビーズ・香港で行われたオークションで、2011年に発売された「山崎50年」が2,337,000香港ドル、およそ3,250万円で落札された。出品者、落札者は非公表。
「山崎50年」はこれまで2005年に50本、2007年に50本、2011年に150本の計250本のみが販売されており、販売価格はいずれも100万円だった。
2016年10月に香港のポリー・オークション(Poly Auction)で、2005年に販売された内の1本が1,000,300香港ドル(当時のレートで約1,340万円)で落札されており、これが今まで山崎50年の最高額だったが、今回の落札はこの記録を大幅に更新したことになる。

ウイスキー1本当りの史上最高額は、今回と同じサザビーズ・香港の2014年1月のオークションで記録された「マッカラン・M(The Macallan M)」の落札額490万香港ドル(約6,566万円)だが、このマッカランは6リットルのデキャンタ入りの物なので、容量当りでは今回の山崎50年が史上最高額となる(山崎50年は700ml)。

The Yamazaki Single Malt Whisky Aged 50 Years NV | Sothebys

グレンモーレンジ・プライベート・エディション、第9弾はライカスクウイスキー

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source : glenmorangie.com

グレンモーレンジより、プライベート・エディション第9弾となる「グレンモーレンジ スピーオス(Glenmorangie Spìos)」がリリースされた。
アメリカのライ・ウイスキーの樽で熟成したもので、”spìos”は”spice”を意味するスコットランド・ゲール語。
NAS、ノンチルフィルタード、46% ABVで、価格は£79前後となっている。

Private Edition 9: Spìos | Glenmorangie
Glenmorangie Spìos is 9th Private Edition | Scotchwhisky.com

本坊酒造「シングルモルト駒ヶ岳 ダブルセラーズ」リリース

本坊酒造より、マルス信州蒸溜所とマルス津貫蒸溜所でそれぞれ熟成させた、マルス信州蒸溜所のモルト原酒のヴァッティングによる「シングルモルト駒ヶ岳 ダブルセラーズ Bottled in 2018」が発売される。
熟成にはバーボンバレルとアメリカンオークの新樽を使用。
46% ABV、700ml、税込8,100円で、2月7日より3,800本限定で販売。

「シングルモルト駒ヶ岳 ダブルセラーズ Bottled in 2018」2月上旬より新発売(PDF) | 本坊酒造

2018年上半期 国内リリース一覧

ディアジオ、スコッチ・ウイスキー法の改定を模索か?(その1)

ウォールストリートジャーナル(WSJ)が1月24日に酒造大手ディアジオ(Diageo)に関する興味深い報道を行った。

If You’re a Purist About Scotch Whisky You Might Find This Hard to Swallow | The Wall Street Journal

同紙はディアジオに関する複数の機密文書を入手したらしく、これによるとディアジオは極秘裏に社内チームを組織してスコッチ・ウイスキー法の改定の可能性を模索させているらしい。
またディアジオはこの謀略?の一環として、業界団体であるスコッチ・ウイスキー協会(Scotch Whisky Associtation / SWA)に対して2種の新商品の計画の承認を求め、そして拒否されたようだ。
これらの計画の1つはディアジオが所有するテキーラ”Don Julio”の樽を用いた「テキーラバレルフィニッシュ」のウイスキー。
もう1つは既存のスコッチ・ウイスキーのブランド名(ジョニーウォーカーか?)を使った、”Scotch Whisky Infusions”と称するフレーバード・ウイスキーや度数40%未満のウイスキーだという。

一度熟成させたウイスキーを別の樽に移し替えて再度熟成させる、いわゆる「フィニッシュ」と呼ばれる手法は既にスコットランドの多くの蒸溜所で行われており、これには一般的なシェリー樽を始めとして、ワイン樽やラム樽、ブランデー樽など多種多様な樽が使用される。
こういった現状を考えればテキーラバレルフィニッシュだけが問題になるとも思えないのだが、どうやらSWAの考えは違うらしい。

もう1つの”Scotch Whisky Infusions”についてはまず「スコッチ・ウイスキー」の定義を見ておく必要がある。

現在「スコッチ・ウイスキー(Scotch Whisky)」を名乗る為には英国法である”The Scotch Whisky Regulation 2009″(俗にこれをスコッチ・ウイスキー法と言う)中で定められた要件を満たす必要があり、この要件をまとめると以下のようになる。

1. スコットランド内の蒸溜所で
2. 水とモルト(他の全粒の穀物を加えてもよい)を原料に
3. 度数94.8%を上限に蒸溜し
4. 700リットル以下のオーク製の樽を使い
5. スコットランド内で3年以上熟成させ
6. 水とカラメル着色料以外は添加せず
7. 度数40%以上で出荷する

つまり、添加物を加えることになるフレーバード・ウイスキーや、40%を下回る度数は「スコッチ・ウイスキー」としてはレギュレーション違反となるわけだ。
だが、ディアジオの計画はあくまでこれを「既存のスコッチ・ウイスキーのブランド名で」販売する事であり、商品の分類を「スコッチ・ウイスキー」ではなく「リキュール」などとして販売すればそもそもスコッチ・ウイスキー法の適用外のはず。
ならば”Scotch Whisky” Associationにお伺いを立てずともよさそうなものだが、残念ながらそうしたところでSWAに槍玉にあげられるのは目に見えている。
SWAには管轄外の場所にまで口を出した前例があるのだ。

“Scotch Whisky Infusions”のようなフレーバード・ウイスキーはディアジオ独自のアイデアでは無く、大西洋の向こう側、アメリカには以前より存在している。
特に近年になって「レッドスタッグ by ジムビーム」や「ジャックダニエルテネシーハニー」のようなフレーバード・バーボンが相次いで発売されて目覚ましい成功を収めており、さらにこれらの商品はバーボンの新規顧客開拓に大きな役割を果たしている。
スコッチ・メーカーとしてはこれを見過ごす訳にはいかず、2013年にジョン・デュワー&サンズ(John Dewar & Sons)がディアジオに先駆けて「デュワーズ ハイランダー・ハニー」なる商品を発売した。
だが、この商品は分類をEUの基準に沿った「スピリッツ・ドリンク」とし、アメリカ市場のみでの販売であったのにも関わらず、ラベル表面に”Dewar’s Blended Scotch Whisky Infused With Natural Flavors”と印刷されているのに目をつけたSWAから、「これはスコッチ・ウイスキーなんかじゃありません」と判るようにしろと因縁をつけられる異議を唱えられる羽目になった。
(これが原因かは不明だが、ハイランダー・ハニーは現在終売となっている)

WSJやWhisky Advocate誌がディアジオの2商品の却下理由をSWAに問い合わせているが、SWAはいずれにも回答を拒否している。
代わりに一般論として「スコッチ・ウイスキーでは無い物をそうであると消費者がミスリードされる事があってはならない」とコメントしており、ハイランダー・ハニーへの異議とも通じるこの論理が、少なくとも”Scotch Whisky Infusions”の却下理由ということになるのだろう。
だがこれは建前であって、本音は別にあるように思われる。
それは単にSWAがWSJの原記事のタイトルにもあるような純粋主義者(Purist)であり、”Scotch Whisky Infusions”やテキーラバレルフィニッシュが彼らの主義には沿わない物だからではないだろうか。

このご時世、純粋主義とはいささか物騒な単語にも聞こえるが、ウイスキーにおける純粋主義者とは要は「なにも足さない、なにも引かない」のを至上とするような人々の事だ。
加水すら快く思わない彼らにとっては、神聖なるウイスキーに蜂蜜を加えるなど冒涜行為にも等しいというわけだ(当然アメリカにもフレーバード・バーボンをバーボンとは認めない人達がいる)。
また彼らは伝統を変えるのも嫌う。
確かにシェリーを初めとするワイン樽、ラム樽などは19世紀からスコッチ・ウイスキーの貯蔵・輸送に用いられてきた歴史があり、バーボン樽も20世紀前半から熟成に使用されているが、テキーラ樽は違う。
テキーラバレルを拒む理由はつまり「前例が無いから」からなのだろう。
(15世紀に誕生したとされるスコッチ・ウイスキーは元々蜂蜜やハーブなどで味付けしたスピリッツで、樽で熟成させるようになったのは19世紀前半になってからだという事実は無視することにしているらしい)

だがディアジオにも、こういった商品を市場に投入したい理由がある。

昨今の世界的なウイスキーブームを背景にスコッチ・ウイスキーも順調に売り上げを伸ばしてはいるものの、他の主要国(アメリカ、カナダ、アイルランド、日本)のウイスキーの伸びがそれを上回る為、10年前には60%を超えていた世界のウイスキー市場(インドなどで生産されるウイスキーと称するラムは除く)でのスコッチ・ウイスキーのシェアは現在49%にまで落ち込んでいる。
これはスコッチ・メーカー、特にスコッチ・ウイスキーを大黒柱とする巨人・ディアジオにとっては大問題だ。
新規顧客開拓が期待できる”Scotch Whsiky Infusions”のような商品は是が非でもラインナップに加えたいところだろうし、テキーラバレル使用のアイデアも近年の世界的なテキーラ人気と無関係では無いだろう(昨年ディアジオはジョージ・クルーニーが設立したプレミアム・テキーラ”Casamigos”を10億ドルで買収している)。

しかしこういった新商品計画の度に足止めを食らってはシェア回復どころの話では無い。
そこでSWAに横槍を入れる口実を与えぬよう、法を改定してスコッチ・ウイスキーの適用範囲を拡大しておこうという話になるわけだ。
当然ながら法の改定など容易な話では無いが、さらにそれを望むのがディアジオであるとなると、彼らはあるジレンマに直面することになる。

(その2へ続く)

ジャックダニエル「桜デザインボックス 2018」リリース

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Source : asahibeer.co.jp

アサヒビールより、日本限定デザインのジャックダニエル「ジャックダニエル ブラック 桜デザインボックス 2018」が発表された。
40% ABV、700ml、オープン価格で2月20日より販売される。

『ジャック ダニエル ブラック 瓶700ml 桜デザインボックス 2018』新発売 | アサヒビール株式会社

商品名にもある通り、「桜デザイン」なのは化粧箱だけ。
ボトルも同じデザインにはできなかったのだろうか・・・

2018年上半期 国内リリース一覧

SMWSのウイスキー、バーでの提供は違法です(カナダ)

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悲劇の舞台の1つ、バンクーバーの”Fets Whisky Kitchen” / Source : scotchwhisky.com

今月現地時間19日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州のバンクーバーとヴィクトリアにある4軒のバーに政府当局の職員が一斉に立ち入り、独立系ボトラー、スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティー(The Scotch Malt Whisky Society / SMWS)によるボトル数百本、金額にして約10万カナダドル(約887万円)分が押収されるという痛ましい事件があった。

カナダでは多くの州で酒類の販売に対して厳しい規制があり、政府の認可を受けた数少ないボトルのみが流通する。
また個人では(合法なボトルであれば)どこで購入しても構わないが、バーなどの飲食店は政府直轄の販売店からのみの購入が義務付けられている。
ところがSMWSのボトルは政府系の店では扱いが無く民間の店でのみ販売されており、今回立ち入りを受けた4軒のバーは当然ながら民間の販売店を通じて仕入れていた為、御用となったようだ。

4軒のバーはいずれもSMWSのパートナー・バーで、その内の1軒、バンクーバーの”Fets Whisky Kitchen“では計242本・約4万カナダドル(約355万円)分のボトルが押収された。
SMWSカナダ支部は「禁酒法まがいのガサ入れが我々と家族経営の零細バーを攻撃した(意訳)」とする非難の声明をTwitterで表明している。

この立ち入りの影響で、19日から21日にかけて開催されたヴィクトリア・ウイスキー・フェスティバルで行われる予定だったSMWSのセミナーは中止。同じく政府系の店では扱いが無いスプリングバンク蒸溜所と独立系ボトラー・ゴードン&マクファイルも、フェスティバルへの参加を見合わせている。

なおブリッティシュコロンビア州の政府当局者は、今回の件については「通常の業務なのでコメントしない」としている。

Whisky Seized in Prohibition Style Raids | Scotchwhisky.com
Scotch Whisky Seized In ‘Prohibition Raids’ By Canadian Government | Forbes

change.orgで政府当局に対する署名活動実施中。
“Free The Whisky(ウイスキー返して!)” | change.org

サントリーHD、米国での生産拡大へ

サントリーホールディングスの新浪剛史社長が日本経済新聞の取材に対し、今後5年間で1千億円の投資を米国で行うと明らかにした。
投資は主にジム・ビームなどのバーボン生産施設の増強に当てられる。
また同氏は、この投資の決定の一因がトランプ大統領による大幅な法人税の減税であるとも明かしている。

サントリー 5年で1000億円米国に投資 ウイスキー生産増強 | 日本経済新聞

あかしウイスキー、のたり松太郎ラベル発売

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Source : pal-shop.jp

小学館が運営する通販サイト「大人の逸品(PAL SHOP)」で、ビックコミック50周年を記念したウイスキー「あかし シングルモルト 6年 のたり松太郎ラベル」が本日より販売されている。

同サイトでこれまでに販売されたボトルと同じくウイスキー評論家の山岡秀雄氏の監修によるもので、コニャックカスクで5年7ヶ月熟成後、シャルドネワインカスクで8ヶ月後熟させた珍しいスペックのウイスキーとなっている。
50% ABV、500ml、価格は税込10,800円で、限定471本。

のたり松太郎ラベル・あかしシングルモルトウイスキー | 大人の逸品

2018年上半期 国内リリース一覧

山崎18年、中国での定価は10万円

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Source : beamsuntory.tmall.com

サントリーはこのほど、アリババ(阿里巴巴)が運営する中国最大のオンラインショッピングモール・Tモール(天猫)にビーム・サントリーとして出店し、中国でのウイスキーの直接販売へ乗り出した。

驚かされるのはその価格設定で、山崎NAが1,188元で約2万円、山崎12年が1,888元で約3万2千円、山崎18年が6,288元で約10万7千円、山崎25年が38,888元で約66万円、白州12年が1,788元で約3万円、響17年が3,288元で約5万6千円と、日本での希望小売価格はもちろん、中国国内での並行輸入品の相場をも遥かに上回る値付けとなっている。
流石にこの価格では争奪戦とはいかないようだが、それでも正規品の安心感からか、購入者はいるようだ。

一方でラフロイグ10年は328元(約5,600円)、ジム・ビームは108元(約1,800円) など、日本産以外のウイスキーについては日本国内とほぼ同一の値段で販売されているので、関税などの要因ではなく、完全に需給に基づいた値付けだということがわかる。
日本よりもよほど資本主義的だと言えるが、こんな値段で売られた日には筆者は山崎NAにすら手が出ない。

宾三得利洋酒官方旗舰店

シーバスリーガルカスク使用の樽酒熟成中

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Source : primes.jp

中田英寿氏が代表を務める「JAPAN CRAFT SAKE COMPANY」プロデュースの元、シーバスリーガルと、日本酒「満寿泉」の蔵元である桝田酒造店のコラボレーションプロジェクト「Chivas Craft Brothers Project」が立ち上げられた。
同プロジェクトでは現在、シーバスリーガルの熟成に用いられた樽で日本酒を熟成中で、完成は今年6月の予定されている。
シーバスリーガルのラインナップにはミズナラカスクフィニッシュの「シーバスリーガル ミズナラ 12年」もあるので、ウイスキー好きとしては、このプロジェクトに使用されている樽の詳細が気になるところ。

シーバスリーガルのコラボレーションChivas Craft Brothers Project始動 | Pernod Ricard Japan

中田氏は日本酒の普及の為に国内外で精力的に活動されているが、「十四代」の蔵元・高木酒造とのコラボレーションで海外で限定販売された「N」は1本17万円だったので、ウイスキーも日本酒も好きな筆者としては、今回はリーズナブルな価格でのリリースをお願いしたいです。

JAPAN CRAFT SAKE COMPANY / シーバスリーガル / 桝田酒造店

「マッカラン ファイン&レア 1977」リリース

マッカランよりファイン&レアシリーズの新たなボトル”Macallan 1977 Fine & Rare 40 Years Old“がリリースされる。
1977年9月26日に蒸留・樽詰めされたカスクナンバー#8661のシェリーホグスヘッドからのシングルカスクウイスキーで、48.5% ABVで限定151本、米国での価格はUS$15,000となっている。

The Macallan 1977 Fine & Rare Launches for $15,000 | The Spirits Business

ファイナルファンタジー30周年記念コラボウイスキー発売

スクエア・エニックスの人気RPGシリーズ「ファイナルファンタジー」の30周年を記念したコラボレーションウイスキー、「グレンファークラス 1987-2017 30年 リフィルホグスヘッド #3816 FINAL FANTASY 30th ANNIVERSARY」が信濃屋食品より発売される。
45.4% ABV、700ml、税別37,000円で2月2日発売。
信濃屋各店舗では1月22日より予約受付が開始されている。また信濃屋オンラインサイトでの予約は1月26日より開始される。

『ファイナルファンタジー』30周年ウィスキーが登場、1987年蒸留のグレンファークラス | ファミ通信.com

2018年上半期 国内リリース一覧

バルコンズ、10周年記念ライ・ウイスキー発売

米テキサス州・バルコンズ(バルコネズ)蒸溜所(Balcones Distilling)が今年で設立10周年を迎える。
同蒸溜所はこれを記念した限定ウイスキーを数種発売する予定で、まず第一弾としてライ・ウイスキー”Balcones Texas Rye“がリリースされる。
カスクストレングス(62.5% ABV)でボトリングされ、US$130前後で3月より販売が開始される。
またこれと同時に”Balcones Texas Rye 100 Proof”もリリースされ、こちらは限定では無く、新たな定番商品となる予定。

バルコンズでは今後ライ・ウイスキーの生産に注力する予定で、2018年第一四半期中には新たに1,000バレル程度のライ・ウイスキーを樽詰めしたいとしてる。

米国では近年ライ・ウイスキーの需要が急拡大している為、ライ・ウイスキーを増産する蒸溜所が相次いでいる。
また米国以外でもライ・ウイスキーを生産する蒸溜所は増加している。

Balcones Marks 10th Anniversary with Rye Release | The Spirits Business

Balcones Distilling (公式サイト)

ブラックボウモア・セカンドエディション、180万円で落札

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Source : scotchwhisky.com

英Whisky Auctioneer Ltd.が昨年12月から今月にかけて開催したオンライン・オークションで、”Black Bowmore 1964 30 Years Old (2nd Edition)”が£11,900(落札時のレートで約180万円)でアメリカ在住の投資家によって落札された。
昨年記録された同ボトルの落札額£9,500を大幅に更新しての落札となる。

“Black Bowmore 2nd Edition”は1994年に£90(当時のレートで14,000円)程で2,000本が発売された。2018年現在からでは考えられない価格だが、それでも発売当時としては強気な価格設定だったようだ。
なお、昨年にはBlack Bowmore Final Editionとなる”Black Bowmore 1964 50 Year Old”がリリースされたが、こちらも強気な価格設定で£16,000となっている。

Black Bowmore Auctioned for almost £12,000 | Scotchwhisky.com

Bowmore 1964 Black Bowmore 30 Year Old 2nd Edition | Whisky Auctioneer

バルブレア「2000 セカンド・リリース」「1991 サード・リリース」発売

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Source : scotchwhisky.com

バルブレアのラインナップに”Balblair Vintage 2000 2nd Release“と”Vintage 1991 3rd Release” が新たに加わる。
“2000 2nd”はバーボンバレルで13年熟成後、ファーストフィル・スパニッシュオーク・シェリーバットで5年後熟させたもので、46% ABV、RRPは£70。
“1991 3rd”はバーボンバレルで24年熟成の後、ファーストフィル・スパニッシュオーク・シェリーバットで3年後熟させたもので、46% ABV、RRPと£125なっている。

Introducing Vintage 2000 2nd Release and Vintage 1991 3rd Release | Balblair

ハイランド・パーク、エジンバラ空港限定ウイスキーリリース

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Source : highlandparkwhisky.com

ハイランド・パークよりスコットランド・エジンバラ空港限定商品として、シングルカスクシリーズの新ボトルがリリースされる。
2003ヴィンテージ、14年、リフィルシェリーバット、59.9%、700mlで価格は£129。
1月31日より限定300本で販売。

ハイランド・パークはヨーロッパを中心に、世界各地の免税店や地域限定でシングルカスクシリーズを多数リリースしており、昨年末にはシンガポール・チャンギ空港向けに2本がリリースされた
成田か羽田か関空辺りでも是非・・・。

Edinburgh Airport Exclusive | Highland Park

2018年 免税店リリース一覧

厚岸蒸溜所、初のウイスキーをリリース

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Source : tabirai.net

2016年に設立された北海道・厚岸蒸溜所より、初の商品となる「厚岸 NEW BORN FOUNDATIONS 1」がリリースされる。
4回に渡ってリリースされるシリーズの1本目で、バーボン樽で5ヶ月〜14ヶ月熟成させたアンピーテッド原酒によるウイスキーとなる。
(熟成年数が3年に満たない為、世界的な基準では「ウイスキー」ではなく「スピリッツ」となるが、日本では熟成に関する法規定が一切無い為、ウイスキーに分類される。)
アルコール度数60%、200ml、税別3,300円で、約1万本が出荷され、2月27日より百貨店や一部専門店等で販売される。

またシリーズ第2弾は今年8月に発売される予定。

待望の初出荷は2月27日に決定! 北海道から世界へ、厚岸ウイスキーがデビュー | たびらい北海道

2018年上半期 国内リリース一覧

ジョニーウォーカー「ジェーンウォーカー」を準備中

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Source : ttb.gov

米アルコール・タバコ税貿易局(Alcohol and Tabacco Tax and Trade Bureau / TTB)への申請情報から、ジョニーウォーカーが「ブラックラベル 12年 ジェーンウォーカーエディション(Johnnie Walker Black Label Aged 12 Years The Jane Walker Edition)」を準備中である事が明らかになった。
画像からわかる通り、ジョニーウォーカーのアイコンであるストライディングマンが女性として描かれ、ジョニーウォーカー女性版と言えるデザインとなってる。
今のところ公式発表は無いが、この件を報じたScotchwhiky.comは、3月8日の国際女性デーに向けた限定デザインだろうと予測している。

昨年のハーヴェイ・ワインスタイン事件以降、欧米では女性への支援をアピールする企業が相次いでおり、このジェーンウォーカーもその流れの一つだと思われる(筆者としてはこれが大したアピールになるとは思えないが・・・)。
なお、ジョニーウォーカーを有するディアジオは昨年11月に、ワインスタイン同様セクハラを告発された映画監督ブレット・ラトナー(Brett Ratner、ラッシュアワーシリーズやX-MENファイナルディシジョンを監督)とのコラボレーションで販売していたバーボン”The Hilhaven Lodge”を廃止している。

Johnnie Walker to Introduce Jane Walker | Scotchwhisky.com

2月28日追記
正式に発表された。
Scotchwhisky.comの予想通り国際女性デー限定商品となる。

マスター・オブ・モルトで「山崎ミズナラ 2017 EDITION」抽選中(転売対策済)

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Source : beamsuntory.com

日本では昨年10月に発売された「山崎ミズナラ18年 2017 EDITION」。
海外での発売は11月がアナウンスされていたものの遅れており、今年に入ってようやく販売が始まったようだ。

さてこの「山崎ミズナラ 2017」、海外向けの出荷本数は3,500本だが、この内2本が英ウイスキー専門店、マスター・オブ・モルト(Master of Malt / MoM)で現地時間1月16日16:00より抽選販売されてる。
同店では抽選以外にもユニークな転売対策を施しており、当選者のボトルの裏には「私、(当選者名)は、このボトルを転売せず、友人達と共に飲む事を宣誓する。これを破れば、宣誓者の味覚と嗅覚は役に立たない物となるべし。」と(英語で)刻印されるとのこと。
刻印があっても転売する者はいるのだろうが、売る側だけで無く買う側への抑止力にもなりそうだ。
賛否両論ありそうな方法ではあるが、日本では税込10万8千円で販売されたボトルが、某オークションサイトなどで一時40万円弱、現在も30万円程度で取引されているので、この程度の対策は止むを得ないのかもしれない。

抽選は現地時間1月17日14:00、日本時間同日23:00まで。
RRP(税抜き£833.33)での販売なので、日本から購入した場合、送料 ・税合計で14万円程度の計算になる。懐に余裕のある方は参加されてはいかがだろうか。

The Yamazaki Mizunara 18 Year Old 2017 Edition Whisky | Master of Malt

ドレイクプロデュースのバーボン、IPOへ

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Source : virginiablackwhiskey.com

カナダ出身のラッパー/俳優のドレイク(Drake)が、起業家のブレント・ホッキング(Brent Hocking、DeLeón Tequilaの創業者)と共に2016年に立ち上げたバーボン・ブランド、バージニア・ブラック(Virginia Black Decadent American Whiskey)がIPO(新規株式公開)される。

このIPOは販路拡大の資金調達の為とも報じられているが、共同設立者のホッキングによれば、ヴァージニア・ブラックは資金調達の必要は無いが、「ドレイクのファンにドレイクと共にヴァージニア・ブラックの一員となる機会を提供する」為のIPOだとしている。
いずれにせよこのIPOは3,000万ドルの調達を目標に、今年の第一四半期中に実施される。

「バージニア・ブラック」は2〜4年熟成の原酒から構成されるバーボンで、高いライ比率を謳い、インディアナ州で生産されている。

Drake to Launch IPO for Virginia Black Whiskey Brand | The Spirits Business
Drake Offers Fans a Stake in Virginia Black Whiskey | BBC

virginiablackwhiskey.com (公式サイト)