サントリーホールディングスの新浪剛史社長が日本経済新聞の取材に対し、今後5年間で1千億円の投資を米国で行うと明らかにした。
投資は主にジム・ビームなどのバーボン生産施設の増強に当てられる。
また同氏は、この投資の決定の一因がトランプ大統領による大幅な法人税の減税であるとも明かしている。
日別アーカイブ: 2018年1月25日
あかしウイスキー、のたり松太郎ラベル発売

Source : pal-shop.jp
小学館が運営する通販サイト「大人の逸品(PAL SHOP)」で、ビックコミック50周年を記念したウイスキー「あかし シングルモルト 6年 のたり松太郎ラベル」が本日より販売されている。
同サイトでこれまでに販売されたボトルと同じくウイスキー評論家の山岡秀雄氏の監修によるもので、コニャックカスクで5年7ヶ月熟成後、シャルドネワインカスクで8ヶ月後熟させた珍しいスペックのウイスキーとなっている。
50% ABV、500ml、価格は税込10,800円で、限定471本。
山崎18年、中国での定価は10万円

Source : beamsuntory.tmall.com
サントリーはこのほど、アリババ(阿里巴巴)が運営する中国最大のオンラインショッピングモール・Tモール(天猫)にビーム・サントリーとして出店し、中国でのウイスキーの直接販売へ乗り出した。
驚かされるのはその価格設定で、山崎NAが1,188元で約2万円、山崎12年が1,888元で約3万2千円、山崎18年が6,288元で約10万7千円、山崎25年が38,888元で約66万円、白州12年が1,788元で約3万円、響17年が3,288元で約5万6千円と、日本での希望小売価格はもちろん、中国国内での並行輸入品の相場をも遥かに上回る値付けとなっている。
流石にこの価格では争奪戦とはいかないようだが、それでも正規品の安心感からか、購入者はいるようだ。
一方でラフロイグ10年は328元(約5,600円)、ジム・ビームは108元(約1,800円) など、日本産以外のウイスキーについては日本国内とほぼ同一の値段で販売されているので、関税などの要因ではなく、完全に需給に基づいた値付けだということがわかる。
日本よりもよほど資本主義的だと言えるが、こんな値段で売られた日には筆者は山崎NAにすら手が出ない。