
source : thespiritsbusiness.com
2016年にノーベル文学賞受賞者となった事で記憶に新しいボブ・ディラン(Bob Dylan)氏が、エンジェルズ・エンヴィーの設立者マーク・ブシャラ(Marc Bushala)氏と共同で新たなウイスキーブランド「ヘブンズ・ドア(Heaven’s Door)」を立ち上げた。
同ブランドよりリリースされるのは以下の3種。
ヘブンズ・ドア テネシー・バーボン(Tennessee Bourbon)
小粒穀物30%を使用したユニークなマッシュビルによるバーボン。熟成年数6年半以上。度数45%、US$59.99。
ヘブンズ・ドア ダブル・バレル・ウイスキー(Double Barrel Whiskey)
3種の異なるウイスキーをバージンオークバレルでフィニッシュ。度数50%、US$59.99。
ヘブンズ・ドア ライ・ウイスキー(Rye Whiskey)
フランス・ヴォージュ山脈で自然乾燥させたオークバレルでフィニッシュしたライ・ウイスキー。度数46%、US$89.99。
全て5月21日より米国で販売開始。
ボトルにはディラン氏によるアートワークがデザインされている。
NY Timesによると、ブシャラ氏は2015年にエンジェルズ・エンヴィーをバカルディ社に売却した後すぐにブランドの立ち上げをディラン氏に持ちかけたそうで、当初ブランド名は「ブートレグ(海賊盤)・ウイスキー」になる予定だった。
だがこれはプレミアム・ウイスキーの名としてはふさわしくないとの判断から、「ヘブンズ・ドア」に変更されたようだ。
ヘブンズ・ドアは現時点では原酒は外部から調達しているが、2019年には独自の蒸溜所を設立するとしている。
Bob Dylan’s Latest Gig: Making Whiskey | The New York Times
Bob Dylan to Launch American Whiskey | The Spirits Business
ヘブンズ・ドア公式サイト: heavensdoor.com
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