
source : suntory.co.jp
米Forbes.comが、サントリーを代表するブレンデッド・ウイスキー「響 17年」の販売と生産が今年9月で停止されると報じている。
「響 17年」休売の情報は今年に入ってからネット上に出回ってはいたものの、サントリーからの発表は無かった為に噂の域を出ないものだった。
だがForbesはこれを日本のサントリーの広報に確認したとしており、噂は本当であったようだ。
販売停止が一時的な物かどうかは不明だが、仮に一時的であったとしても現時点で販売再開の目処を立てるのは当のサントリーにとっても難しいのではないだろうか。
「響 17年」はサントリー創業90周年記念として、また初の「響」シリーズとして1989年に発売された(販売当初は”17年”の表記無し)。
以来サントリーの看板商品の1つであり、2003年には映画「ロスト・イン・トランスレーション」に登場して欧米における”ジャパニーズ・ウイスキー”の知名度を飛躍的に向上させる役割も担った。
近年のサントリーの原酒不足は隠しようも無いものだったが、上記のような経緯から筆者は他のウイスキーを終売させてでも「響 17年」は死守するのではないかと予想していたのだが・・・。
Suntory Time: Hibiki Whisky Discontinued As Aged Japanese Whisky Runs Dry | Forbes
響 ブランド公式サイト: suntory.co.jp/whisky/hibiki
(7月18日追記)
公式サイトに休売に関するお知らせがひっそりと追加されている。
サントリーウイスキー「響17年」休売について | サントリー