
source : scotchwhisky.com
モートラックは2014年より販売している現在のラインナップを刷新する。
新たなラインナップとなるのは以下の4種。
モートラック 12年 “ウィー・ウィッチー”(Mortlach Aged 12 Years “The Wee Witchie”)
バーボンカスクとシェリーカスクによる熟成、価格£50。
“ウィー・ウィッチー”はモートラック蒸溜所で最小のスチル一号機に付けられた名前で、「小さな魔女」の意。
モートラック 16年 “ディスティラーズ・ドラム”(Mortlach Aged 16 Years “Distiller’s Dram”)
ファーストフィルおよびリフィルシェリーカスクによる熟成、価格£90前後。
かつて花と動物(Flora and Fauna)シリーズの1本として販売されていた「モートラック 16年」と比べ、よりバランスの取れたものになっているとのこと。
モートラック 20年 “コーウィーズ・ブルーシール”(Mortlach Aged 20 Years “Cowie’s Blue Seal”)
シェリーカスクによる熟成で、”ディスティラーズ・ドラム”よりもリフィルカスクの使用比率が高い。価格は£200。
“コーウィーズ・ブルーシール”は1909年に発売された恐らくモートラック初のオフィシャルボトルからの命名で、新たなラインナップで採用されたボトルも当時の物からインスパイアされたデザインとなっている。
モートラック 14年 “アレクサンダーズ・ウェイ”(Mortlach Aged 14 Years “Alexander’s Way”)
こちらは免税店向け商品で、現在のところ詳細不明。
“アレクサンダー”は19世紀に同蒸溜所の特殊な「2.81回蒸溜」を編み出したアレクサンダー・コーウィーのこと。
度数は全て43.4%で、これも新たなボトルデザインと同じく20世紀初頭のオールドボトルの度数を踏襲したものとなっている。
容量は全て700ml(アメリカ向けは750ml)、今秋よりヨーロッパ、アメリカ、東南アジア、台湾で販売開始される。
日本での販売開始時期は不明。
このリリースに伴い、現行の「モートラック レア・オールド」「18年」「25年」及び免税店向けの「スペシャル・ストレングス」は終売となる。
2014年のリリースから(日本は2015年リリース)わずか4年でのラインナップ交代となるわけだが、蒸溜所オーナーのディアジオによれば、これは現行ラインナップのボトルが500mlサイズであることと、価格帯が高く設定されていること(18年が£180、25年が£600)が不評であった為だという。
Mortlach Relaunches Malts After Backlash | Scotchwhisky.com