日別アーカイブ: 2019年2月27日

「余市 リミテッドエディション 2019」「宮城峡 リミテッドエディション 2019」発売 お値段各税別30万円

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source : asahibeer.co.jp

ニッカは宮城峡蒸溜所設立50周年を記念して、「シングルモルト宮城峡 リミテッドエディション 2019」「シングルモルト 余市 リミテッドエディション 2019」を発売すると発表した。

各蒸溜所の原酒から、1960年代・70年代・80年代・90年代・2000年代の物をそれぞれ厳選しヴァッティングさせたシングル・モルト・ウイスキーで、特に「宮城峡 リミテッドエディション 2019」には、同蒸溜所で初めて蒸溜された原酒も使用されている。
各アルコール度数48%、容量700ml、限定700本、価格は税別300,000円で、ホテルやバーなどの業務用市場中心に供給される。発売日は3月12日。

また、宮城峡蒸溜所に2021年までにウイスキー樽貯蔵庫を新設し、生産能力の向上を図ることも同時に発表されている。

ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所設立50周年施策 「ウイスキー未来基地」をテーマに、 数量限定商品の発売、蒸溜所での特別企画展開催など順次展開! | アサヒビール

かなり前から情報が出回っていた商品ですが、ようやくプレスリリースが発表されました。
NA扱いのウイスキーとしては目を疑う価格で、先日Forbes.comにもその値段は無いわ的な記事が掲載されていました。
どうせなら「宮城峡 1969 50年」300万円くらいをブチ上げて欲しかったです。
実際のところ、60年代の原酒はどの程度使われているのでしょうか。

2019年1-3月 国内リリース一覧

1本限定「ダルモア ラニマ 49年」が競売へ

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source : scotchwhisky.com

ダルモアのマスター・ブレンダー、リチャード・パターソン氏が、「世界のベストレストラン50(The World’s 50 Best Restaurant)」で2016年と2018年に第1位を獲得したイタリア・モデナのオステリア・フランチェスカーナのシェフ、マッシモ・ボットゥーラ(Massimo Bottura)氏とのコラボレーションで造り上げた「ダルモア ラニマ 49年(Dalmore L’Anima Aged 49 Years)」が今春、競売へ掛けられる。

イタリア語で「魂」と名付けられたこのウイスキーには、バーボンバレル、ゴンザレス・ビアスのPXシェリーカスク、グラハムのポートパイプでそれぞれ熟成された原酒が使用されている。
生産本数は1本のみ、アルコール度数41.5%でボトリングされ、今年の4月25日〜5月9日にサザビーズが開催するオークションへ出品される。
また、出品にはオステリア・フランチェスカーナでのディナー2名分も含まれている。

「ラニマ」による収益は全て、ボットゥーラ氏が主催する食品廃棄物と社会的孤立に取り組む非営利団体、ソウル・フォー・フード(Soul for Food)へ寄付される予定。

Paterson and Bottura Present Dalmore L’Anima | Scotchwhisky.com
Paterson and Bottura Bottle 49YO Dalmore L’Anima | The Spirits Business

マッカランと「世界のベストレストラン50」で第1位に選ばれたことのある(2018年は第2位)スペインのアル・サリェー・ダ・カン・ロカのコラボウイスキー「マッカラン エディション No.2」は個人的に好みのボトルだったので、「ラニマ」も試してみたいところですが・・・
普及価格帯の物も是非お願いします。