
source : thespiritsbusiness.com
ベイゼル・ヘイデンはライ・ウイスキーにラムをブレンドした「ベイセル・ヘイデン カリビアン・リザーブ・ライ(Basil Hayden’s Caribbean Reserve Rye)」をリリースした。
8年熟成のケンタッキー・ストレート・ライと4年熟成のカナディアン・ライにブラックストラップ・ラムを加え、ライのスパイシーさとモラセスの甘さを併せ持たせたとする。
アルコール度数はプルーフ80(40%)、容量750ml、価格約US$45で米国では既に流通しているようだ。
Basil Hayden’s Bottles Rye Whiskey and Rum Blend | The Spirits Business
Basil Hayden’s Caribbean Reserve Rye LTO | Beam Suntory
公式資料には「ライとラム、両方の特徴を持ったライウイスキーを目指してラムカスクでのフィニッシュを試みたがうまくいかなかったので、直接ラムを混ぜたら目指す物が完成した」と結構無茶苦茶なことが書かれています。それもうライウイスキーじゃなくてプレミックスドカクテルの部類だろうと思うのですが・・・。
ベイゼル・ヘイデンは既に2017年にライにポートワインをブレンドした「ダーク・ライ」を、また同じビーム・サントリー傘下のアルバータはウイスキーとシェリーワインをブレンドした「ダーク・バッチ」をリリースしているため、今後もこの種の「スピリッツ」は登場するものと思われます。
この他、今年の4月には英独立系ボトラー/ブレンダーのコンパス・ボックスが、スコッチとカルヴァドスをブレンドした「アフィニティ」をリリースしています。