カテゴリー別アーカイブ: 市場

カティーサーク、フランスへ出航

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source : cutty-sark.com

グレン・マレイ、スターローの2蒸溜所やブレンデッド・ウイスキー「ラベルファイブ(Label 5)」を傘下に持つ仏酒類大手ラ・マルティニケーズ・バーディネ(La Martiniquaise-Bardinet)が、ブレンデッド・ウイスキー「カティー・サーク(Cutty Sark)」を英エドリントンから買収した。買収条件は非公表。

「カティー・サーク」は1923年に老舗ワイン・スピリッツ商のベリー・ブロス・アンド・ラッドにより設立されたブレンデッド・スコッチ・ウイスキーで、日本を始めとして世界中で高い知名度を誇る。
2010年にブランドはエドリントンへ売却されたが、ポートフォリオ全体のプレミア化を進める同社が売却先を模索していると、今年6月に報じられていた。

なお、同じくエドリントンが売却先を探していると報じられたグレンタレット蒸溜所には、今の所買い手は現れていないようだ。

Cutty Sark Sold to Glen Moray Owner | Scotchwhisky.com

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キリン、富士御殿場蒸溜所を増強へ

キリンが富士御殿場蒸溜所に数十億円を投じて熟成庫の増築などを行い、20年までに生産能力を増強させると日本経済新聞が報じている。
近年のウイスキーブームによる需要増により国内、輸出共に順調な事から投資に踏み切るようだ。

ウイスキー国内販売量シェア第1位のサントリーは2013年より山崎、白州両蒸溜所と近江エイジングセラーの増強を行っており、同2位のアサヒビール(ニッカウヰスキー)も休止中だった宮城峡蒸溜所の生産施設を再稼働させるなどして生産増強を図っている。
また秩父蒸溜所を運営するベンチャーウイスキーも現在第2の蒸溜所を建設中で、今回のキリンの投資はこれらの動きに追随するものと言える。

ウイスキー投資の機熟す キリン、50年ぶり蒸留所増強 | 日本経済新聞

ペルノ・リカール、韓国市場から強制退場の危機を回避する

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source : pernod-richad-korea.com

酒類最大手、仏ペルノ・リカール(Pernod Ricard)は、韓国市場からの強制退場の危機に直面したものの、これを回避したと報じられている。

今年3月、ペルノ・リカールの韓国法人ペルノ・リカール・コリア・インペリアル(PRKI)は、現地で販売するブレンデッド・スコッチ・ウイスキー「インペリアル(Imperial)」の1つにガラス片の混入が見つかったことで、韓国食品医薬品安全処から3日間の営業停止(認可の一時停止)を言い渡された。
ところがこの営業停止命令が関係各所に周知されていなかったようで、現地の下請け業者の1つが停止期間中に食品検査の申請を行ってしまった。
結果、PRKIは当局からの恒久的な認可取消の危機に直面。
ペルノ・リカールは韓国市場からの撤退を余儀なくされるところであったものの、幸いにも(恐らくは当局への陳情によって)認可取消は実行されなかったようだ。

世界的なウイスキーブームは韓国には波及しておらず、この10年で韓国におけるウイスキーの市場規模は半分にまで縮小している。
「インペリアル」はその韓国市場で現在第3位につけるブランドで、昨年の販売額は前年比で14%減となったものの、ペルノ・リカールによれば今年は改善される見込みだという。

Pernod Ricard Defends Korea License Amid Controversy | The Spirits Business

MHD、9月より輸入ウイスキー値上げへ

MHD(モエ・ヘネシー・ディアジオ)は日本で輸入販売するウイスキーの内、以下の11ブランドの21品目について平均5%程度の値上げを行うと発表した。
この値上げは原料価格の高騰に伴う措置だとしており、9月1日より実施される。

ジョニーウォーカー ブルーラベル
ロイヤルハウスホールド
タリスカー
モートラック
カリラ
グレンキンチー
クラガンモア
グレン・エルギン
ダルウィニー
オーバン
クライヌリッシュ

今回の値上げに含まれないのは、オールド・パー、ラガヴーリン、LVMH傘下のグレンモーレンジとアードベッグ、そしてブレット・バーボンの5つとなっている。
なおブルーラベル以外のジョニーウォーカーの輸入販売はキリンが行なっているため、今回のMHDによる値上げとは関係が無い。

MHDモエヘネシーディアジオ、ウイスキー値上げ 9月から | 日本食料新聞

バッファロートレース蒸溜所、設備拡大へ

米サゼラック(Sazerac Company)は逼迫するバーボンの需給を受け、今後10年間で12億ドルを投じて同社の基幹蒸溜所バッファロー・トレース(Buffalo Trace Distillery)の生産設備を増強すると発表した。

バッファロー・トレースでは2013年より需要の増加を予測して生産拡大を行っており、今年よりバッファロー・トレースやブラントン、W・L・ウェラーなどのバーボンの出荷数増に成功している。
だがサゼラックによれば需要の増加は予測を上回っており、この5年間の生産拡大は十分な物とはならなかったため、今回の設備拡大に踏み切ったとしている。

計画では既に完成している2つの新たな熟成庫に続き、今後数年の間4ヶ月に1棟のペースで58,800バレルを収容可能な熟成庫が新築される。
また既存の物を含む全ての熟成庫に、冬の間の温度低下を防ぐ為の断熱設備が追加される。
この他、老朽化した発酵槽やボイラーが新たな物と交換され、新たな冷却塔が増設される予定だ。

Thirsty Drinkers Cope with Scarcity Amidst Bourbon Shortage (PDF) | Buffalo Trace Distillery

グレンタレット蒸溜所とカティサーク売ります

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グレンタレット蒸溜所とフェイマスグラウス・エクスペリエンス  source : scotchwhisky.com

マッカランやハイランド・パーク、グレンロセスなどを傘下に持つエドリントン(Edrington)は、プレミアム価格帯ブランドへの資源集中戦略の一環として、所有するグレンタレット蒸溜所(Glenturrert Distillery)とブレンデッドウイスキーブランド「カティーサーク(Cutty Sark)」を売却すると発表した。
売却先は未定だが、同社によれば興味を示す買い手が既にいるという。

グレンタレットは長い歴史を持つ(一説では現存するスコットランド最古の蒸溜所)蒸溜所だが、現在の生産規模は非常に小さく、生産された原酒は大半がブレンド用に使用されている。
また同蒸溜所は現在エドリントンが所有する別のブレンデッドウイスキーブランド「フェイマスグラウス(The Famous Grouse)」のビジターセンター「フェイマスグラウス・エクスペリエンス」を併設しており、このビジターセンターは蒸溜所と共に売却される予定だが、「フェイマスグラウス」ブランド自体は引き続きエドリントンが保持するようだ。

「カティサーク」はロンドンのワイン&スピリッツ商、ベリーブラザーズ・アンド・ラッド(Berry Bros. & Rudd / BBR、グレンロセス蒸溜所の前オーナーでもある)が1923年に創設した、今では世界的人気を保持するブランドで、特にスペイン、ギリシャ、ポルトガルではブレンデッドウイスキーの売り上げ1位を誇る。
エドリントンは2010年に同ブランドをBBRより取得していた。

Glenturret and Cutty Sark Brands for Sale | Scotchwhisky.com

サントリー 「季」、英国で販売開始

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写真はアメリカ向けの物  source : suntory.com

サントリーはアメリカ合衆国限定で販売していたブレンデッド・ウイスキー「Toki(季)」を英国でも展開する。

「Toki」は白州をキーモルトに山崎のモルト原酒と知多のヘビータイプのグレーン原酒を使用したブレンデッド・ウイスキーで、2016年にアメリカでリリースされた。
専用のハイボールマシンを用意するなど、海外でのハイボールの普及を商品の目的の一つとしている。

英国向けは容量700mlとなり、価格は£35で既に販売が開始されている。

Suntory Brings Its Blended Whisky Toki to the UK | imbibe.com
季 ブランド公式サイト: suntorytokitime.com