カテゴリー別アーカイブ: オーストラリアン・ウイスキー

オーストラリアで生産されるウイスキーです。

スコットランドとオーストラリアのブレンデッドモルト「ブリスベン」リリース

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source : fusionwhisky.com

独立系ボトラー・アデルフィが販売する、複数国のモルトを使用したブレンデッド・モルト・レーベル、フュージョン・ウイスキー(Fusion Whisky)より、新たにスコッチ・ウイスキーとオーストラリアン・ウイスキーのブレンデッド・モルト「ブリスベン 5年(The Brisbane 5 Year Old)」がリリースされた。
スコットランドのグレン・ギリー蒸溜所のシェリーホグスヘッド2樽、グレン・グラント蒸溜所のシェリーバットの一部、そしてオーストラリア・メルボルンのスターワード蒸溜所のアペラカスク3樽の原酒で構成される。
アペラ(Apera)とはスペインのシェリーワインと同様の製法で生産されているオーストラリア産のフォーティファイドワイン。
57.5% ABV、限定932本、英国でのRRP£150で販売される。

ウイスキー名の「ブリスベン」はスコットランド出身の軍人・天文学者トーマス・ブリスベン(Sir Thomas Makdougall Brisbane 1773-1860)から。彼は1821年から1825年までオーストラリア・ニューサウスウェールズ州の総督を勤め現地での経済・農業の改善に功績を挙げた事から、今もオーストラリアの都市にその名を留めている。

フュージョン・ウイスキーは先日、スコッチとダッチ・ウイスキーによるブレンデッドモルト「ウインター・クイーン」をリリースしたばかりだ。
また過去にはスコットランドと日本の羽生蒸溜所のブレンデッド・モルト「グラバー」、スコットランドとインド・アムルット蒸溜所のブレンドッド・モルト「キンケイド」「E&K」も発売している。

Fusion Unveils Scotch-Australian Blend | The Spirits Business
The Brisbane | Fusion Whisky

タスマニア・ナント蒸溜所、生産能力増強へ

オーストラリアン・ウイスキー・ホールディングス(Australian Whisky Holdings / AWY)は傘下のタスマニア島・ナント蒸溜所(Nant Distillery)を拡張し、生産能力を増強する。
2基の新たなスチル増設を含む拡張計画が実行されれば、ナント蒸溜所は現在の4倍近い生産能力を獲得することになる。

AWYは昨年8月に300万オーストラリアドル(当時のレートで約2億6千万円)でナントを完全子会社化したばかり。
この他AWYが株式の48.12%を所有する同じタスマニア島のラーク蒸溜所(Lark Distillery)の完全子会社化も現在検討中であると先日報じられた。

Nant Distillery to Double Production with Expansion | The Spirits Business
ナント蒸溜所公式サイト: nant.com.au

サリヴァンズ・コーヴ「ダブルカスク DC095」リリース

オーストラリア・タスマニア島のサリヴァンズ・コーヴより「ダブルカスク DC095 (Sullivans Cove Double Cask 095)」がリリースされる。
同蒸溜所の定番商品「ダブルカスク」を通常の40%ではなく49.5% ABVでボトリングした物で、一般販売に先立ってメーリング・リストの登録者へ販売される。
限定本数959本で、価格はUS$170前後。

Sullivans Cove Releases Double Cask DC095 | The Spirits Business

Sullivans Cove Distillery (公式サイト)