カテゴリー別アーカイブ: スペイサイド

マッカラン、免税店向け新シリーズ「コンセプト」リリース開始

Macallan-Concept-No1

source : thespiritsbusiness.com

マッカランは新たな免税店市場向けシリーズ「コンセプト(Concept)」のリリースを開始する。

このシリーズでは既存のウイスキー造りの常識を破壊するとして実験的なウイスキーがリリースされる予定で、シュルレアリスムにインスピレーションを得たシリーズ第1弾「マッカラン コンセプト No.1(Macallan Concept No. 1)」は、バーボンカスクで熟成した原酒をシェリーカスクで後熟させるという多くの蒸溜所で行われる工程を逆にした、シェリーカスク熟成原酒をバーボンカスクでフィニッシュしたウイスキーとなっている。

「コンセプト No.1」はアルコール度数40%、価格US$125、限定本数はおよそ84,000本で、まず今年12月1日よりドバイ国際空港で先行発売され、次いで来年1月より世界中の空港免税店で発売される。

Macallan Aims to ‘Break the Norm’ with Concept Series | The Spirits Business

2018年 免税店リリース一覧

広告

記録更新なるか 世界にただ一本の「マッカラン」が競売へ

90f106d7c412448c02d969b208f8743f

マッカランのアイコン、エルキー・ハウスが描かれたボトル  source : scotchwhisky.com

先日英国で行われたオークションで、生産本数わずか12本の「マッカラン 1926 60年 ヴァレリオ・アダミラベル」がウイスキーとして史上最高額となるおよそ1億2,500万円で落札されたばかりだが、今度はなんと世界にただ1本しか存在しない「マッカラン」がオークションへ出品されることになった。

このマッカラン、中身は先日のマッカランと同じ1926年に樽詰めされたカスクナンバー#263の樽のもので、熟成年数も同じく60年だが、ボトルには壁画・装飾画を手掛けるアイルランドのアーティスト、マイケル・ディロン(Micheal Dillon)氏の手描きによる装飾が施されており、1999年にロンドンの高級食料品店フォートナム・アンド・メイソンで1本のみが販売された。

このボトルのオークションを11月29日にロンドンで行うクリスティーズによれば、落札額は100万ポンド(約1億4,700万円)の大台に乗る見込みで、これが実現すれば、ウイスキーに付けられた最高額の記録はわずか2ヶ月足らずで数千万円も更新される事になる。

‘Unique’ Macallan Could be First £1M Whisky | Scotchwhisky.com
5 Minutes with… A 1926 Bottle of The Macallan Whisky | Christie’s

「グレンロセス ハロウィン・エディション」発売

glenrothes13

source : theglenrothes.com

グレンロセスよりハロウィンの季節に合わせた限定ウイスキー「グレンロセス 13年 ハロウィン・エディション 2018(Glenrothes 13 Years Old Halloween Edition 2018)」がリリースされている。
ハロウィン仕様なのは外見だけでは無く、ボトルの中には2004年のハロウィン(10月31日)に蒸溜され、ファーストフィルシェリーカスクで13年熟成されたウイスキーが詰められている。

アルコール度数46.6%、容量700ml、限定本数2,202本で価格は£54。
先月末に公式サイト(日本からの購入は不可)で先行発売され、今週より英国の小売店でも販売されているようだ。

グレンロセスは先月ラインナップを一新、ラベルデザインもリニューアルしており、このハロウィン・エディションが新たなデザインでの最初の限定ウイスキーとなる。

Halloween Edition 2018 | The Glenrothes

「マッカラン 60年」ウイスキー最高額を更新

macallan60

source : bonhams.com

今月3日にスコットランド・エジンバラで行われたボナムス社のオークションで、「マッカラン 1926 60年」のヴァレリオ・アダミ氏のデザインよるラベルの物が、電話で参加したアジア人バイヤーにより、バイヤーズプレミアム込みで848,750ポンド、およそ1億2,575万円(当日のレートで計算)で落札された。

今年5月にボナムス・香港のオークションで、同じアダミ氏デザインの「マッカラン 60年」の別の1本が8,636,250香港ドル、当時のレートでおよそ1億2,135万円で落札されており、これまでこれがウイスキー1本につけられた金額としては史上最高額だったが、今回の落札はこの記録を日本円にして400万円以上上回ったことになる。

「マッカラン1926 60年」は1986年に僅か40本がボトリングされ、内12本が今回のヴァレリオ・アダミ氏デザインのラベルのものとなっている。
このボトルは一般向けではなくマッカランの顧客企業向けに販売された物で、販売当時の価格は20,000ポンドだった。

World’s Most Valuable Whisky Leads Bonhams Whisky Sale in Edinburgh | Bonhams

グレンロセス、ラインナップリニューアル

TGR-2018-Soleo-Collection-lifestyle-shot-low-res-landscape-crop

source : theglenrothes.com

グレンロセスが新たにソレオ・コレクション(The Soleo Collection)をリリース、ラインナップを一新した。

「ソレオ」はシェリーワイン醸造に用いるぶどうの天日干しの工程を指し、その命名の通り、以下のラインナップの熟成にはシェリーカスクのみが使用されている。

グレンロセス 10年(Glenrothes 10 Years Old)
40% ABV / £37
グレンロセス 12年(Glenrothes 12 Years Old)
40% ABV / £42
グレンロセス ウイスキー・メーカーズ・カット(Glenrothes Whisky Maker’s Cut)
ファーストフィルシェリーカスクのみを使用 / 48.8% ABV / £55
グレンロセス 18年(Glenrothes 18 Years Old)
43% ABV / £100
グレンロセス 25年(Glenrothes 25 Years Old)
ファーストフィルシェリーカスクのみを使用 / 43% ABV / £375

容量は全て700ml。
上記の5点は既に英国では販売が開始されており、この他「40年」のリリースが来年2月に予定されている。

グレンロセスは旧オーナーが英国の老舗ワイン&スピリッツ商のベリー・ブロス&ラッド(BBR)社であったことから、スコッチ・ウイスキーとしては珍しいシングル・ビンテージ(単一年の蒸溜原酒のみを使用)でのボトリングを90年代より行っており、一般的な熟成年数を記載したリリースは免税店向けなどの一部の商品にのみ採用されていた。
だが近年では原酒不足からシングル・ビンテージでのリリースは減り、定番ラインナップはノン・ビンテージ、ノン・エイジ・ステートメント(熟成年数非記載)の物で置き換えられていたが、昨年よりオーナーとなったエドリントン社(傘下にマッカラン、ハイランド・パーク)が進める高級路線の元で、大きく舵を切ったことになる。

Glenrothes Ditches Vintages for New Range | Scotchwhisky.com
グレンロセス公式サイト: theglenrothes.com

アルタベーン、初のオフィシャルシングルモルトをリリース

b72f817c857ca85f2a2efb4d1f4e94d2

source : scotchwhisky.com

アルタベーンより、初となるオフィシャル・シングル・モルトがリリースされた。

アルタベーン蒸溜所はシーバスリーガルの原酒生産を目的に1975年に設立された蒸溜所で、以来43年間、シングル・モルトのリリースは独立系ボトラーからの物が少数あるのみだった。
蒸溜所のマスター・ディスティラー、リチャード・クラーク氏によれば「ウイスキー愛好家がより冒険的になり、新しい物を求めている今こそが、リリースの完璧なタイミングだと判断した」のだという。

ラベルに”Just Enough Peat to Start a Fire”とある通り、スペイサイドのシングル・モルトとしては珍しいピーテッド・ウイスキーで、熟成年数非記載(NAS)、アルコール度数40%、価格£37となっている。
既に英国では発売開始されており、今後はオーストラリアでも発売されるようだ。

Bold Allt-a-Bhainne to Shake Up Scotch | Scotchwhisky.com
Introducing Allt-a-Bhainne | Pernod Ricard UK

「マッカラン エディション No.3」国内発売

edition3

source : suntory.co.jp

昨年の9月に英国他海外各国で発売された「マッカラン エディション No.3(The Macallan Edition No.3)」が、ようやく日本でも発売される。

マッカランのエディション・シリーズ第3弾となる「No.3」では、ウイスキーのアロマに焦点を当てる為、パフューマーのロジャ・ダヴ(Roja Dove)氏とのコラボレーション元で作り上げられている。
シリーズの前2本と同じく、使用された樽の構成の詳細がパッケージに記載されており、今回はシェリーカスク4種とバーボンカスク2種で構成される。
アルコール度数は48.3%、容量700ml、希望小売価格税別15,000円で、10月23日より数量限定で発売。

エディション・シリーズは現在のところ年に1度のペースでリリースされているが、この「No.3」は英国でのリリースから1年以上経っての国内リリースとなる為、前回の「No.2」の国内発売からほぼ2年が経過してしまっている。
なお、英国他海外では既に「No.4」が今年の5月にリリースされている

「ザ・マッカラン エディション No.3」数量限定新発売 | サントリー
Edition No.3 | The Macallan

2018年下半期 国内リリース一覧