
source : diageo.com
4月にアナウンスされていたディアジオ・スペシャルリリース2018が来週より英国で販売開始となり、現地のネット酒販店では予約受付が開始されている。
リリース10本の内、アナウンス時には詳細が明らかではなかった最後の1本は、ブレンデッド・モルト「クラダッハ(Cladach)」だと判明した。
スコットランド・ゲール語で”Beach”を意味する名前の通り、インチガワー、クライヌリッシュ、タリスカー、オーバン、ラガヴーリン、カリラといった沿岸部に位置する蒸溜所の原酒のみで構成される”Coastal Blend”となっている。
使用された樽はファーストフィルバーボンカスク、リフィルアメリカンオークホグズヘッド、リフィルヨーロピアンオークバット、exボデガヨーロピアンオークバットの4種。
熟成年数は非記載、アルコール度数は57.1%(カスクストレングス)、価格は£155(約22,700円)。
また、アナウンス時には”unique maturation and marrying process”とだけされていた「シングルトン・オブ・グレンオード 14年」の熟成方法は、ファーストフィルヨーロピアンオークシェリーカスクとリフィルバーボンカスクで熟成された原酒を、PXカスクとモスカテルカスクで後熟、最終的にヨーロピアンオークパンチョンでマリッジさせたものだと説明されている。
クラダッハ以外9本の希望小売価格は以下の通り(上掲の画像左側から)。
タリスカー 2009 8年(Takisker 2009 Aged 8 Years) / £70(約10,200円)
シングルトン・オブ・グレンオード 2002 14年(The Singleton of Glen Ord 2002 Aged 14 Years) / £100(約14,700円)
ピティバイク 1989 28年(Pittyvaich 1989 Aged 28 Years) / £330(約48,500円)
カースブリッジ 1970 48年(Carsebridge 1970 Aged 48 Years) / £750(約110,000円)
カリラ 1982 35年(Caol Ila 1982 Aged 35 Years) / £675(約99,000円)
オーバン 1996 21年(Oban 1996 Aged 21 Years) / £450(約66,100円)
インチガワー 1990 27年(Inchgower 1990 Aged 27 Years) / £300(約44,000円)
カリラ アンピーテッド 2002 15年(Caol Ila Unpeated 2002 Aged 15 Years) / £100(約14,700円)
ラガヴーリン 2005 12年(Lagavulin 2005 Aged 12 Years) / £110(約16,100円)
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