カテゴリー別アーカイブ: ライ・ウイスキー

主原料にライ麦を使用したウイスキー。アメリカ合衆国の法律では51%以上がライ麦からなるマッシュから生産されたウイスキーを指し、他国で生産されるライ・ウイスキーも通常この規定に準ずる。Rye Whiskey

ベイゼルヘイデン、ライとバーボンのブレンデッドウイスキーを発売

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source : beamsuntory.com

ベイゼル・ヘイデンより、2種のライ・ウイスキーと2種のバーボンをブレンドした「ベイゼル・ヘイデン トゥー・バイ・トゥー・ライ(Basil Hayden’s Two by Two Rye)」が限定発売される。
5年物のライ・ウイスキーと7年物のハイ・ライ・タイプ(ライ麦の使用比率の高い)のライ・ウイスキーに、6年物と13年物のバーボンを合わせたもので、ライ・ウイスキーのスパイシーさとバーボンの甘さを兼ね備えるとしている。
アルコール度数は80プルーフ(40%)、容量750ml、希望小売価格US$44.99で、今月より世界中へ出荷される。

Basil Hayden’s® Bourbon Releases Newest Limited-Edition Expression, Basil Hayden’s® Two by Two Rye | Beam Suntory

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バルコンズ、10周年記念ライ・ウイスキー発売

米テキサス州・バルコンズ(バルコネズ)蒸溜所(Balcones Distilling)が今年で設立10周年を迎える。
同蒸溜所はこれを記念した限定ウイスキーを数種発売する予定で、まず第一弾としてライ・ウイスキー”Balcones Texas Rye“がリリースされる。
カスクストレングス(62.5% ABV)でボトリングされ、US$130前後で3月より販売が開始される。
またこれと同時に”Balcones Texas Rye 100 Proof”もリリースされ、こちらは限定では無く、新たな定番商品となる予定。

バルコンズでは今後ライ・ウイスキーの生産に注力する予定で、2018年第一四半期中には新たに1,000バレル程度のライ・ウイスキーを樽詰めしたいとしてる。

米国では近年ライ・ウイスキーの需要が急拡大している為、ライ・ウイスキーを増産する蒸溜所が相次いでいる。
また米国以外でもライ・ウイスキーを生産する蒸溜所は増加している。

Balcones Marks 10th Anniversary with Rye Release | The Spirits Business

Balcones Distilling (公式サイト)

アーバイキー蒸溜所よりライ・スピリッツリリース

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Source : scotchwhisky.com

スコットランド・ハイランド地方のファーム・ディスティラリー、アーバイキー(Arbikie Distillery)より、ライ・スピリッツが来年リリースされる。
アンモルテッド・ライ52%とモルテッド・バーレイ48%を原料に蒸留された原酒を、チャーしたアメリカンオークカスクで2年熟成させた物で、「スコッチ・ウイスキー」表示基準の1つである3年以上の熟成を満たさないために「スピリッツ」として販売される(アメリカの「ライ・ウイスキー」の基準は満たしている)。
度数48%でボトリングされ、£100で355本が販売される予定。

収益は全てALSなどの運動ニューロン病の治療法の研究を支援するEuan MacDonald Trustへ寄付される。

Arbikie Readies First Rye Spirit Release | Scotchwhisky.com

arbikie.com (蒸溜所公式サイト)

ベリーブロス&ラッド、米国への投資を拡大

英国のワイン&スピリッツ商、ベリーブラザーズ・アンド・ラッド(Berry Bros & Rudd)が、ライ・ウイスキー「オールド・ポトレロ(Old Potrero)」を所有する米アンカー・ディスティリング・カンパニー(Anchor Distilling Company)の持分を増加させると発表した。これに要する金額は非公表。

今年の8月にはサッポロホールディングスが、同じアンカーグループの醸造酒部門であったアンカー・ブリューイング・カンパニーの全持分を所得している。

Berry Bros Ups Stake in Anchor Distilling Company | The Spirits Business

フィンランド・キュロ蒸溜所が初のウイスキーをリリース

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Source : kyrodistillery.com

2014年にフィンランドで設立され、ライ麦のみを使用したスピリッツを生産するキュロ蒸溜所(Kyrö Distillery Company)より「キュロ シングル・モルト・ライ・ウイスキー(Kyrö Single Malt Rye Whisky)」がリリースされた。
ヴァージンアメリカンオークカスクで3年間熟成の後、ファーストフィルバーボンバレルで後熟、マルサラワインカスクでフィニッシュした物で、47.8% ABV、500ml、価格はUS$80前後で360本が出荷される。
同蒸溜所からはこれまでニューメイクスピリッツや熟成期間1年未満の物はリリースされていたが、スコットランドやアイルランドでの基準である3年以上熟成の「ウイスキー」の発売はこれが初めてとなる。

Finlands Kyrö Distillery Launches Rye Whisky | The Spirits Business

kyrodistillery.com (公式サイト)

スコットランドにライ・ウイスキー復活へ

昨年スコットランド・ファイフに設立され、2029年にシングルモルトウイスキーのリリースを目指すインチディアニー蒸溜所(InchDairnie Distillery)が、今月1日にモルテッド・ライ56%とモルテッド・バーレイ44%のマッシュを使用した蒸溜を行ったと発表した。
この原酒はヴァージンアメリカンオークカスクで熟成の後、ライ・ウイスキーとして(スコッチ・ウイスキーの区分上はシングルグレーンウイスキーとして)発売される予定で、これが同蒸溜所からの初のリリースになるということだ。

また、同じ週にアイラ島のブルックラディ蒸溜所でもライ麦を使用した蒸留が行われた。
こちらはモルティングを行なっていないライ麦55%とモルテッド・バーレイ45%のマッシュから蒸溜され、熟成にはヴァージンアメリカンオークカスクとファーストフィルバーボンバレルに加え、少量のヴァージンフレンチオークカスクも使用される。

スコットランドではライ麦を使用した商業レベルでの蒸溜は、連続式蒸溜器では100年以上、ポットスチルでは200年以上も行われていないそうだが、アメリカで近年ライ・ウイスキー市場が急拡大していることもあり、今後もライ・ウイスキーを生産する蒸溜所は増加するのではないかと思われる。

Scotch Set for a Rye Revival | Scotchwhisky.com

inchdairniedistillery.com (公式サイト)
bruichladdich.com (公式サイト)

リデンプション・ウイスキー、「エンシェント」レンジリリース

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Source : gobourbon.com

米リデンプション・ウイスキー(Redemption Whiskey)が「エンシェント(The Ancients)」レンジを発表、第1弾として”18 Year Old Rye”と”36 Year Old Bourbon”が発売される。
2本は共にJos. E. Seagram Lawrenceburg Plant(現MGP of Indiana)生産の原酒によるもの。
“18 Year Old Rye”は1998ヴィンテージ、110プルーフ(55% ABV)、750ml、RRP US$400で限定600本。
“36 Year Old Bourbon”は1978ヴィンテージ、48.8% ABV、750ml、RRP US$1,200で、熟成中に94%が蒸散してしまった為、僅か18本のみが販売される。

Redemption Whiskey Introduces Ancients | The Bourbon Review