カテゴリー別アーカイブ: 蒸溜所

ブナハーブン蒸溜所 改築スタート

bunna

source : bunnahabhain.com

スコットランド・アイラ島のブナハーブン蒸溜所で1,050万英ポンド(約15億5千万円)と3年の年月を投じる改築が開始された。

この改築は増え続ける訪問客に対応する為、ビジター施設の充実を主な目的としており、2017年には計画が発表されていた。
現在海岸に面した熟成庫群の撤去が進められており、跡地には2020年中にカフェやショップを備えたブナハーブン湾とアイラ海峡を臨むビジターセンター誕生する予定。
また宿泊用のコテージ6棟の建設も計画されている。
この他に充填施設の新設、既存の生産施設の改装も行われる。

なお、この改築により排出される建材などの廃材の99%は、蒸溜所などでリサイクルされるという。

Bunnahabhain Begins £10.5M Makeover | Scotchwhisky.com
Bunnahabhain Distillery Transformation Begins | Bunnahabhain

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「余市 リミテッドエディション 2019」「宮城峡 リミテッドエディション 2019」発売 お値段各税別30万円

nikka2019

source : asahibeer.co.jp

ニッカは宮城峡蒸溜所設立50周年を記念して、「シングルモルト宮城峡 リミテッドエディション 2019」「シングルモルト 宮城峡 リミテッドエディション 2019」を発売すると発表した。

各蒸溜所の原酒から、1960年代・70年代・80年代・90年代・2000年代の物をそれぞれ厳選しヴァッティングさせたシングル・モルト・ウイスキーで、特に「宮城峡 リミテッドエディション 2019」には、同蒸溜所で初めて蒸溜された原酒も使用されている。
各アルコール度数48%、容量700ml、限定700本、価格は税別300,000円で、ホテルやバーなどの業務用市場中心に供給される。発売日は3月12日。

また、宮城峡蒸溜所に2021年までにウイスキー樽貯蔵庫を新設し、生産能力の向上を図ることも同時に発表されている。

ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所設立50周年施策 「ウイスキー未来基地」をテーマに、 数量限定商品の発売、蒸溜所での特別企画展開催など順次展開! | アサヒビール

かなり前から情報が出回っていた商品ですが、ようやくプレスリリースが発表されました。
NA扱いのウイスキーとしては目を疑う価格で、先日Forbes.comにもその値段は無いわ的な記事が掲載されていました。
どうせなら「宮城峡 1969 50年」300万円くらいをブチ上げて欲しかったです。
実際のところ、60年代の原酒はどの程度使われているのでしょうか。

2019年1-3月 国内リリース一覧

トバモリー蒸溜所 生産再開

tobermory

source : tobermorydistillery.com

スチルの交換とビジターセンターの改装の為、2017年より24ヶ月の間生産を停止していたスコットランド・マル島のトバモリー蒸溜所が生産を再開させる。
蒸溜所のオーナーであるディステル(Distiel)社によれば、この改装によりウイスキーと見学客両方の需要増に対応できるとしている。

またトバモリーは、近く新たに「トバモリー 12年」を発売する予定で、3月末にはロンドンで、4月初めにはグラスゴーでそれぞれ新商品のお披露目が行われる。

Tobermory Returns with New 12 Year Old | Scotchwhisky.com
Tobermory Distillery Celebrates Relaunch with New Signature Expression | Tobermory Distillery

本坊酒造、マルス信州蒸溜所を増強

本坊酒造が12億円を投じ、マルス信州蒸溜所に蒸溜棟や貯蔵庫、ビジター施設を新設すると日本経済新聞が報じている。

需要の急増による原酒不足から、国内各社はここ数年生産能力の増強を急いでおり、昨年1年間だけでも、サントリーによる白州蒸溜所と近江エージングセラーの貯蔵能力増強、ベンチャーウイスキーの蒸溜所新設、キリンによる富士御殿場蒸溜所の生産能力増強、木内酒造の蒸溜所新設などが明らかになっている。

本坊酒造、長野にウイスキー蒸留棟新設 | 日本経済新聞

グレンタレット、スイス人実業家の元へ

現在英エドリントンが所有するグレンタレット蒸溜所を、スイス人実業家シルヴィオ・デンツ(Silvio Denz)氏が率いるアート&テロワール(Art & Terroir)社が買収する。
買収は来年の春に完了する予定で、蒸溜所の雇用は維持される。買収金額は非公表。

アート&テロワールはフランスの他イタリアやスペインなどにワイナリーを複数所有する会社だが、ウイスキーの蒸留所を傘下に収めるのはこれが初めてだと思われる。
またオーナーのデンツ氏は、高級クリスタルメーカーのラリック社を傘下に持つラリック・グループの会長も務めている。

グレンタレットは密造時代も含めると現存するスコットランド最古の蒸溜所だとも言われる歴史ある蒸溜所だが、マッカランなどの他のエドリントン傘下の蒸溜所に比べると生産量は数十分の一と非常に小規模で、ポートフォリオの高級路線化と合理化を進めるエドリントンが売却先を模索していた
なお、同じく売り出し中だったブレンデットウイスキー「カティーサーク」は、一足先に売却先が決定している

Glenturret Distillery Sold to Lalique Owner | Scotchwhisky.com

ディアジオ、ケンタッキー州に第3の蒸溜所を設立へ

ディアジオ(Diageo)は、およそ130万ドルを投じ、アメリカ・ケンタッキー州レバノンにウイスキーの蒸溜所を新設する。
同社は既に2014年に再オープンさせたスティッツェル・ウェラー蒸溜所(Stitzel-Weller Distillery)、昨年オープンしたばかりのブレット蒸溜所(Bulleit Distilling Co.)の2蒸溜所をケンタッキー州内に保有しており、2022年の完成を目指す新蒸溜所は、州内3つ目の蒸溜所となる予定。

バーボンを始めとするアメリカン・ウイスキー需要の急拡大と共に、大手各社は蒸溜所の新設や、既存蒸溜所の生産能力拡大を急いでいる。

Diageo to Open $130 Million Kentucky Distillery | The Spirits Business

公民館が蒸溜所に 木内酒造、新蒸溜所設立へ

日本酒「菊盛」や「常陸野ネストビール」などを製造する茨城県那珂市の木内酒造が、東日本大震災以後、耐震性の問題から使用できなくなっていた同県石岡市八郷地区の旧公民館を市より買収、八郷蒸溜所として再生しウイスキーなどの製造を行う。

木内酒造は2016年より那珂市の額田醸造所内に設置された蒸溜施設でウイスキー造りを進めているが、およそ4億円を投じて設立される新蒸溜所は、額田蒸溜所の12倍の生産能力を備える計画だ。
また現在額田蒸溜所では原料となる大麦その他の穀物の内4割程度を茨城県産の物で賄うが、新蒸溜所では原料は全て茨城県産の物を使用するという。

旧公民館の一部解体工事は既に始まっており、蒸溜所の稼働は2019年の6月を目指す。
また2020年には新たな熟成庫の建設も予定している。

茨城の木内酒造、石岡市に蒸留所新設 | 日本経済新聞
石岡にウイスキー工場 木内酒造、来年6月 震災被害の公民館跡 | 茨城新聞