スプリングバンク蒸溜所

Springbank Distillery

スコットランドのアーガイル・アンド・ビュート、キャンベルタウンに位置するモルト蒸溜所。キャンベルタウン地域に分類される。

歴史
1828年  
リード(Reid)家がライセンスを取得し蒸溜所を設立。リード家はこれ以前から非認可の蒸溜(つまり密造酒)を行っていたと考えられているが、開始時期は不明。
1837年  リード家は財政難に陥り、婚姻により親戚関係にあったジョンとウィリアム・ミッチェル(John & William Mitchel)兄弟に蒸溜所を売却する。
1872年  ウィリアムは別の兄弟が運営するリーチャラチャン?蒸溜所(Riechlachan Distillery / 1934年閉鎖)に参加する為スプリングバンクを離れ、代わりにジョンの息子アレクサンダー(Alexander)が経営に加わる。
1897年  J&Aミッチェル(J. & A. Mitchel Co.)設立。
1926年  蒸溜所閉鎖。
1933年  蒸溜所再開。
1960年  蒸溜所でのモルティングを廃止。
1969年  J&Aミッチェル社が独立系ボトラー、ウィリアム・ケイデンヘッド(William Cadenheads)を買収。
1979年  蒸溜所閉鎖。
1985年  「ロングロウ(Longrow)」を初リリース。
1987年  限定的に生産を再開。
1989年  蒸溜所を全面的に再開。
1992年  蒸溜所でのモルティングを再開。
1997年  「ヘーゼルバーン(Hazelburn)」の蒸留を開始。
1999年  世界で初めてオーガニック大麦を原料にしたシングル・モルト「スプリングバンク 7年 ダ・ヴィーレイ (Dà Mhilè)」を発売する。

生産
蒸溜所内でモルティングを行う数少ない蒸溜所の1つで、特にスプリングバンクはモルティングからボトリングまでを蒸溜所内で行う。また、地元キャンベルタウン産の大麦を積極的に使用する。
現在シングルモルト「スプリングバンク」の他、ピーテッドの「ロングロウ」、3回蒸溜による「ヘーゼルバーン」も生産する。この2つのブランド名はいずれもかつてキャンベルタウンに存在した蒸溜所に由来する。
2018年現在のアルコール生産能力は75万リットルで、世界的な知名度に比べて非常に小規模な蒸溜所となっている。

蒸溜所公式サイト: springbankdistillers.com

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