タグ別アーカイブ: Chivas Regal

ISC 2018 トロフィー受賞ウイスキー一覧

国際的なスピリッツ類の品評会、インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)2018の最高賞である「トロフィー」受賞スピリッツが発表された。
以下は受賞ウイスキー一覧。

スコッチ・ウイスキー部門
シングル・モルト NAS
グレンモーレンジ スピオス(Glenmorangie Spìos)

シングル・モルト 20年以下
アベラワー 12年 ダブル・カスク・マチュアード(Abelour 12 Years Old Double Cask Matured)

シングル・モルト 21年以上
グレンフィディック 40年(Glenfiddich 40 Years Old)
グレンモーレンジ グランド・ビンテージ・モルト 1989(Glenmorangie Grand Vintage Malt 1989)

ブレンデッド・モルト
コンパスボックス スパイス・ツリー(Compass Box The Spice Tree)

ブレンデッド NAS
シーバスリーガル アルティス(Chivas Regal Ultis)

ブレンデッド 20年以下
グランツ 12年(Grant’s 12 Years Old)
「インペリアル 19年 クアンタム(Imperial 19 Quantum)」

ブレンデッド 21年以上
バランタイン 30年(Ballantine’s Aged 30 Years)
ハーフ・センチュリー・ブレンド バッチ2(The Half Century Blend Batch 2)

インターナショナル部門
シングル・モルト
白州 25年

ブレンデッド
響 21年

バーボン
コロネル E. H. テイラー・ジュニア シングル・バレル(Colonel E. H. Tayler Jr. Single Barrel Kentucky Straight Bourbon Whiskey)

「グランツ 12年」は現在公式サイトには掲載されておらず、終売、もしくはポーランドなどの一部の国でのみ販売されている可能性有り(グランツはポーランドで非常に人気がある)。
「インペルアル」はペルノ・リカールが韓国で展開しているブレンデッド・スコッチのブランド名。

「シーバスリーガル アルティス」「響 21年」「 E. H. テイラー・ジュニア シングル・バレル」は2017年に次ぐ受賞。
なお「響 21年」は昨年、全エントリーの頂点である「シュプリーム・チャンピオン」に輝いたが、今年は「フォースクエア 2005(Foursquare 2005)」(ラム)が選出された。

この他ウォッカ・複数原料スーパープレミアム部門には昨年発売された「ニッカ カフェウォッカ」が選ばれている。

ISC 2018 Winners Trophy Winners | International Sprits Challenge

「シーバス XV」新発売

571d40ad9d04525a2367791c0713f98b

source : scotchwhisky.com

シーバスリーガルのラインナップに新たに「シーバスリーガル XV(Chivas Regal XV)」が加わる。

グランシャンパーニュコニャックカスクでフィニッシュしたもので、シーバスブラザーズはこれを「破壊的で現代的(disruptive, comtenporary)」なブレンデッド・ウイスキーだと表現している。
その名の通り熟成年数は15年、アルコール度数は40%で、価格帯は既存の「シーバスリーガル エクストラ」(£30)、「シーバスリーガル ミズナラ」(£45)の間の位置付けとなるようだ。
(但し「エクストラ」は日本未発売で「ミズナラ」は主に日本向けとして発売された商品であることから、国内ではこの2つの市場価格は逆転してしまっている)
まずは免税店市場において1リットルボトルが価格US$69で先行リリースされ、次いで(恐らく700mlと750mlボトルが)10月より世界各国で販売される。

シーバスリーガルと同じペルノ・リカール傘下のグレンリベットからは今年5月にコニャックカスクフィニッシュの「キャプテンズ・リザーブ」が販売されている

Chivas XV Launched as Contemporary Blend | Scotchwhisky.com

シーバスリーガルカスク使用の樽酒熟成中

d4201-39-127512-0

Source : primes.jp

中田英寿氏が代表を務める「JAPAN CRAFT SAKE COMPANY」プロデュースの元、シーバスリーガルと、日本酒「満寿泉」の蔵元である桝田酒造店のコラボレーションプロジェクト「Chivas Craft Brothers Project」が立ち上げられた。
同プロジェクトでは現在、シーバスリーガルの熟成に用いられた樽で日本酒を熟成中で、完成は今年6月の予定されている。
シーバスリーガルのラインナップにはミズナラカスクフィニッシュの「シーバスリーガル ミズナラ 12年」もあるので、ウイスキー好きとしては、このプロジェクトに使用されている樽の詳細が気になるところ。

シーバスリーガルのコラボレーションChivas Craft Brothers Project始動 | Pernod Ricard Japan

中田氏は日本酒の普及の為に国内外で精力的に活動されているが、「十四代」の蔵元・高木酒造とのコラボレーションで海外で限定販売された「N」は1本17万円だったので、ウイスキーも日本酒も好きな筆者としては、今回はリーズナブルな価格でのリリースをお願いしたいです。

JAPAN CRAFT SAKE COMPANY / シーバスリーガル / 桝田酒造店