タグ別アーカイブ: Glenrothes

グレンロセス。スコットランド・グレンロセス蒸溜所、及び同蒸溜所が生産するシングル・モルト・ウイスキーのブランド名。

「グレンロセス ハロウィンエディション 2019」発売

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source : theglenrothes.com

グレンロセスより、ハロウィン限定ウイスキー「グレンロセス 13年 ハロウィン・エディション 2019 (Glenrothes 13 Year Old Halloween Edition 2019)」が発売される。
バーボンカスクとシェリーカスクの原酒を合わせた後、ピーテッドモルトの熟成に使用されていた樽で後熟させた、現在のグレンロセスとしては珍しい構成となっている。
フロスト加工されたハロウィン仕様のボトルで、ラベルの「13」の部分にNFC搭載のスマートフォン(おサイフケータイ)をかざすと、スペシャル・テイスティング・サイトへアクセスできる仕掛けも用意されている。

アルコール度数は46.6%、容量は700ml、生産本数は昨年のハロウィン・エディションの倍以上となる5,000本。
価格は£65で、公式オンラインショップでは今月13日に発売される他、英国内の小売店でも販売される。

The Glenrothes Halloween Edition 2019 | The Glenrothes

 

グレンロセス「アクアコレクション」リリース

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source : theglenrothes.com

グレンロセスは新たなシリーズ「アクア・コレクション(Aqua Collection)」を発表した。
「アクア」の命名は「アクア・ヴィテ(aqua vitae)」とグレンロセス蒸溜所が利用する5つの水源を称える為だという。
シリーズの内、普及価格帯となる以下の2商品が既に公式オンラインショップ(日本への発送不可)で発売されている。

グレンロセス アクア ウイスキー・メイカーズ・ドラム(Glenrothes Aqua Whisky Maker’s Dram)
ファーストフィルシェリーカスクのみを使用、アルコール度数40%、公式サイトでの価格£40。
グレンロセス アクア 12年(Glenrothes Aqua 12 Years Old)
シェリーカスクのみを使用、アルコール度数43%、価格£50。

いずれも容量700mlで、化粧箱が付属しない商品となっている。
この他同シリーズとして「16年」「21年」「30年」のリリースが予定されているようだ。
上記2商品は今のところ公式サイト限定とされているが、今後一般店舗でも販売されるのかは不明。

グレンロセス公式サイト: theglenrothes.com

グレンロセスは昨年、シェリーカスクのみを使用した「ソレオ・コレクション」でそれまでの商品群を置き換えていましたので、「アクア」はバーボンカスクを使用した新シリーズかと思いましたが、少なくとも発売になった2本は「ソレオ」同様シェリーカスクのみを使用した商品でした。
グレンロセスが「ソレオ」と「アクア」の棲み分けをどう行うつもりなのか、現状ではよくわかりません。

グレンロセス ソレオ・コレクション国内販売開始

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source : prtimes.jp

英国では昨年秋に行われた、グレンロセスのラインナップのリニューアルが日本でも行われる。
新たに発売される「ソレオ・コレクション」はシェリーカスク熟成の原酒のみを使用したシリーズで、英国で販売されているシリーズ5種の内、日本では以下の3種が発売される。

グレンロセス 12年
アルコール度数40%、価格税別5,500円。
グレンロセス 18年
アルコール度数43%、価格税別15,000円。
グレンロセス 25年
アルコール度数43%、価格税別55,000円。

容量は全て700ml、4月1日発売。
また「シェリー・カスク・リザーヴ」「バーボン・カスク・リザーヴ」などの従来商品は在庫のみで販売終了となる。

スペイサイド・シングルモルト・スコッチウイスキー「ザ・グレンロセス SOLEO(ソレオ)」新コレクション発売のご案内 | PR Times

2019年4-6月 国内リリース一覧

「グレンロセス ハロウィン・エディション」発売

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source : theglenrothes.com

グレンロセスよりハロウィンの季節に合わせた限定ウイスキー「グレンロセス 13年 ハロウィン・エディション 2018(Glenrothes 13 Years Old Halloween Edition 2018)」がリリースされている。
ハロウィン仕様なのは外見だけでは無く、ボトルの中には2004年のハロウィン(10月31日)に蒸溜され、ファーストフィルシェリーカスクで13年熟成されたウイスキーが詰められている。

アルコール度数46.6%、容量700ml、限定本数2,202本で価格は£54。
先月末に公式サイト(日本からの購入は不可)で先行発売され、今週より英国の小売店でも販売されているようだ。

グレンロセスは先月ラインナップを一新、ラベルデザインもリニューアルしており、このハロウィン・エディションが新たなデザインでの最初の限定ウイスキーとなる。

Halloween Edition 2018 | The Glenrothes

グレンロセス、ラインナップリニューアル

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source : theglenrothes.com

グレンロセスが新たにソレオ・コレクション(The Soleo Collection)をリリース、ラインナップを一新した。

「ソレオ」はシェリーワイン醸造に用いるぶどうの天日干しの工程を指し、その命名の通り、以下のラインナップの熟成にはシェリーカスクのみが使用されている。

グレンロセス 10年(Glenrothes 10 Years Old)
40% ABV / £37
グレンロセス 12年(Glenrothes 12 Years Old)
40% ABV / £42
グレンロセス ウイスキー・メーカーズ・カット(Glenrothes Whisky Maker’s Cut)
ファーストフィルシェリーカスクのみを使用 / 48.8% ABV / £55
グレンロセス 18年(Glenrothes 18 Years Old)
43% ABV / £100
グレンロセス 25年(Glenrothes 25 Years Old)
ファーストフィルシェリーカスクのみを使用 / 43% ABV / £375

容量は全て700ml。
上記の5点は既に英国では販売が開始されており、この他「40年」のリリースが来年2月に予定されている。

グレンロセスは旧オーナーが英国の老舗ワイン&スピリッツ商のベリー・ブロス&ラッド(BBR)社であったことから、スコッチ・ウイスキーとしては珍しいシングル・ビンテージ(単一年の蒸溜原酒のみを使用)でのボトリングを90年代より行っており、一般的な熟成年数を記載したリリースは免税店向けなどの一部の商品にのみ採用されていた。
だが近年では原酒不足からシングル・ビンテージでのリリースは減り、定番ラインナップはノン・ビンテージ、ノン・エイジ・ステートメント(熟成年数非記載)の物で置き換えられていたが、昨年よりオーナーとなったエドリントン社(傘下にマッカラン、ハイランド・パーク)が進める高級路線の元で、大きく舵を切ったことになる。

Glenrothes Ditches Vintages for New Range | Scotchwhisky.com
グレンロセス公式サイト: theglenrothes.com

グレンロセス、1976年ビンテージシングルカスク2種リリース

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source : theglenrothes.com

グレンロセスが1976年ビンテージのシングル・カスク・ウイスキー2種をリリースした。

グレンロセス 1976 シングル・カスク #2682」はアルコール度数43.6%で限定227本、同「シングル・カスク #2685」は度数42.3%で限定217本。
共にリフィルバーボンホグズヘッドで熟成年数39年、容量700ml、価格£850となっている。
また各ボトルにはグレンロセス蒸溜所VIPツアーへの招待状2名分が付属する。

熟成庫で隣り合って眠っていたこの2樽は2015年12月に樽から払い出されていたが、蒸溜所に40年以上勤務するゴードン・トウィーディ氏とアレクサンダー・トウィーディ氏の2人の兄弟に敬意を表する為、今月のゴードン氏の引退に合わせてリリースされた。

販売は公式オンラインショップにおいてのみとなっており、4月30日までの期間限定で販売される。
発送先はヨーロッパ諸国と南アフリカの計27カ国で、残念ながら日本を含むアジア圏からは購入できない。

エドリントン傘下の各蒸溜所は昨年よりオンラインを通じた直接販売に注力しており、グレンロセスは昨年にも「#シングルカスク 8377 32年」を公式オンラインショップ限定で発売している。
また同じエドリントン傘下のマッカランも昨年「グラン・レゼルバ 15年」の抽選販売を公式サイトで行なった

Brothers in Wood | The Glenrothes
The Tweedie Brothers | The Glenrothes

「グレンロセス ビンテージ 2004」リリース

グレンロセスよりシングル・ビンテージのシングル・モルト「ビンテージ 2004(Glenrothes Vintage 2004)」がリリースされた。
アメリカンオークシェリーカスク熟成、熟成年数12年、アルコール度数43%、限定3,150本。
米国でのRRP $65となっている。

グレンロセスはこれまで数多くのシングル・ビンテージ・シングル・モルトを発売しているが、2004年ビンテージの発売はこれが初めてとなる。

Glenrothes Unveils Vintage 2004 Single Malt | The Spirits Business
グレンロセス公式サイト: theglenrothes.com

スコットランドとオランダのブレンデッド・モルト・ウイスキー発売

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source : scotchwhisky.com

独立系ボトラー・英アデルフィが販売する多国籍のウイスキーによるブレンデッド・モルト・ウイスキー、フュージョン・ウイスキー(Fusion Whisky)より、新たにスコッチ・ウイスキーとダッチ・ウイスキーのブレンデッド・モルト「ウィンター・クイーン 9年(The Winter Queen 9 Year Old)」がリリースされる。
スコットランドのグレンロセス蒸溜所とロングモーン蒸溜所、オランダのズイダム蒸溜所それぞれのシングル・モルトを使用し、52.7% ABV、限定866本、英国でのRRP£125で販売される。

「ウインター・クイーン」はエリザベス・ステュアート(Elizabeth Stuart, 1598-1662)を指す。
彼女はスコットランド王ジェームズ6世(イングランド王ジェームズ1世)の長女としてスコットランド・ファイフで生まれた。
エリザベスの夫・プファルツ選帝侯フリードリヒ5世(1596-1632)は、1619年11月にプロテスタント勢力の後押しでフリードリヒ1世としてボヘミア王に即位した際に「(1619年の)冬の間だけの王で終わる」と敵側のカトリック勢力に揶揄された。その後1620年11月に白山の戦いに敗れ僅か1年で王座を追われた事から、実際には冬の間だけの在位というわけでは無かったものの「冬の王(The Winter King)」の呼び名が定着してしまい、妻であるエリザベスも「冬の女王(The Winter Queen)」として知られることになる。
エリザベスは1622年のハプスブルク帝国のプファルツ侵攻を受けてオランダへ逃れ、1661年にイングランドへ帰還するまでの間長い亡命生活を強いられた。

The Winter Queen | Fusion Whisky
Dutch Scotch Blended Malt Launches | Scotchwhisky.com