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ディアジオ、8本セット270万円のウイスキーコレクション「プリマ&ウルティマ」を発売

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source : thespiritsbusiness.com

英ディアジオよりシングルモルトウイスキーのハイエンドコレクション「プリマ&ウルティマ (Prima & Ultima)」のリリースが開始される。
ファースト・リリースとなるのは以下の8種で、熟成年数は25年〜48年、いずれもラベルと化粧箱は白を基調としたデザインで統一されている。

モートラック 1994 25年
ファーストフィルPXシーズンドバット、ファーストフィルオロロソシェリーシーズンドバット / アルコール度数55% / 生産本数389本

クライヌリッシュ 1993 26年
リフィルアメリカンオークカスク / 49.8% / 941本

ラガヴーリン 1991 28年
リフィルアメリカンオークホグスヘッド / 50.1% / 1,013本

シングルトン・オブ・ダフタウン 1988 30年
リフィルアメリカンオークカスク(3樽) / 48.8% / 469本

タリスカー 1988 31年
リフィルアメリカンオークカスク(6樽) / 51.4% / 721本

カリラ 1984 35年
リフィルヨーロピアンオークバット(シングルカスク#5773) / 50.8% / 499本

ポート・エレン 1979 40年
リフィルヨーロピアンオークバット(シングルカスク#6422) / 51.2% / 436本

クラガンモア 1971 48年
ファーストフィルシェリーバット(シングルカスク#2301) / 43.7% / 352本

容量はすべて700ml。
上記8種の内それぞれ238本はセット販売される予定で、特製の冊子と8種それぞれの20mlサイズのサンプルが付属し、価格は£20,000(税込、およそ268万円)となっている。
購入希望者はこちらのサイトから事前登録を行う必要がある。受付開始は7月22日。

また各ボトルナンバー1のセットは、来月8月26日より開催されるサザビーズのオークションへ出品される。

8種個別の価格は現時点では不明。

Diageo Unveils Prima & Ultima Whisky Collection | The Spirits Business
Prima & Ultima | Brought to you by Diageo / Bloomberg

 

諸事情により昨年末より殆ど更新できておりません。
サイトにご登録いただいている方には本当に申し訳無く思っております。。。
細々と更新するつもりですので、気が向いたら覗いていただけると嬉しいです。

ジョニーウォーカー「ゴースト・アンド・レア」シリーズ、第2弾はポートエレン

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source : diageo.com

ディアジオ傘下の閉鎖蒸溜所の残存原酒を使用したジョニーウォーカー・ブルーラベルの限定シリーズ「ゴースト・アンド・レア」。
昨年末にリリースされたシリーズ第1弾「ブローラ」に続く第2弾「ジョニーウォーカー ブルーラベル ゴースト・アンド・レア ポートエレン(Johnnie Walker Blue Label Ghost and Rare Port Ellen)」の発売がアナウンスされた。

1983年に閉鎖後、2020年の再開を目指して目下再建中のポート・エレン蒸溜所のモルト原酒をキーモルトに、同じく1983年に閉鎖されたカースブリッジ蒸溜所と1988年に閉鎖されたカレドニアン蒸溜所のグレーン原酒を使用。
これら3つの閉鎖蒸溜所の残存原酒に加え、モートラック、ダルユーインクラガンモア、ブレア・アソール、オーバン各蒸溜所のモルト原酒をブレンドした物となっている。

アルコール度数は43.8%、価格£275(約4万円)で10月発売予定。

Johnnie Walker Blue Celebrates Port Ellen | Scotchwhisky.com
Johnnie Walker announces the arrival of Blue Label Ghost and Rare Port Ellen | Diageo

モートラック、ラインナップ刷新

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source : scotchwhisky.com

モートラックは2014年より販売している現在のラインナップを刷新する。
新たなラインナップとなるのは以下の4種。

モートラック 12年 “ウィー・ウィッチー”(Mortlach Aged 12 Years “The Wee Witchie”)
バーボンカスクとシェリーカスクによる熟成、価格£50。
“ウィー・ウィッチー”はモートラック蒸溜所で最小のスチル一号機に付けられた名前で、「小さな魔女」の意。

モートラック 16年 “ディスティラーズ・ドラム”(Mortlach Aged 16 Years “Distiller’s Dram”)
ファーストフィルおよびリフィルシェリーカスクによる熟成、価格£90前後。
かつて花と動物(Flora and Fauna)シリーズの1本として販売されていた「モートラック 16年」と比べ、よりバランスの取れたものになっているとのこと。

モートラック 20年 “コーウィーズ・ブルーシール”(Mortlach Aged 20 Years “Cowie’s Blue Seal”)
シェリーカスクによる熟成で、”ディスティラーズ・ドラム”よりもリフィルカスクの使用比率が高い。価格は£200。
“コーウィーズ・ブルーシール”は1909年に発売された恐らくモートラック初のオフィシャルボトルからの命名で、新たなラインナップで採用されたボトルも当時の物からインスパイアされたデザインとなっている。

モートラック 14年 “アレクサンダーズ・ウェイ”(Mortlach Aged 14 Years “Alexander’s Way”)
こちらは免税店向け商品で、現在のところ詳細不明。
“アレクサンダー”は19世紀に同蒸溜所の特殊な「2.81回蒸溜」を編み出したアレクサンダー・コーウィーのこと。

度数は全て43.4%で、これも新たなボトルデザインと同じく20世紀初頭のオールドボトルの度数を踏襲したものとなっている。
容量は全て700ml(アメリカ向けは750ml)、今秋よりヨーロッパ、アメリカ、東南アジア、台湾で販売開始される。
日本での販売開始時期は不明。

このリリースに伴い、現行の「モートラック レア・オールド」「18年」「25年」及び免税店向けの「スペシャル・ストレングス」は終売となる。
2014年のリリースから(日本は2015年リリース)わずか4年でのラインナップ交代となるわけだが、蒸溜所オーナーのディアジオによれば、これは現行ラインナップのボトルが500mlサイズであることと、価格帯が高く設定されていること(18年が£180、25年が£600)が不評であった為だという。

Mortlach Relaunches Malts After Backlash | Scotchwhisky.com

モートラックのDistillery Manager、新蒸溜所のグレンウィヴィスへ

クラウドファウンディングを活用して設立され、今年11月の稼働を予定しているハイランドの新規蒸溜所・グレンウィヴィス(GlenWyvis)は、初代Distillery Managerとして、モートラックのDistillery Managerを務めたDuncan Tait氏を迎えると発表した。

Glenwyvis Appoints Mortlach Distiller | scotchwhisky.com