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映画「ウイスキーと2人の花嫁」2018年2月17日公開

第二次世界大戦最中の1941年、リバプールを出港しアメリカ西海岸を目指して航行中だった貨物船SSポリティシャン号が、スコットランド・アウター・ヘブリティーズ諸島のエリスケイ島沖で強風により座礁。
ポリティシャン号に満載されていたアメリカへの輸出品の中には28,000ケース(諸説あり)のスコッチ・ウイスキーが含まれていたが、戦時中の混乱の中、これらは回収されず船内に放置されたままとなる。
当時外貨獲得の為に大半が輸出に回され英国内では貴重品だったこれらのウイスキーを、エリスケイ島を始めとする付近の住民たちが秘密裏に回収。
この回収品が闇市場で高値で取引されるに至り慌てた当局が取締を開始、多数の逮捕者を出す騒動にまで発展した。

大戦後の1947年に英国の作家Compton Mackenzieが、この史実に基づいた「ウイスキー・ガロア(Whisky Galore、Galoreは「いっぱい」や「たくさん」などの意)」と題する小説を発表。
1949年には映画化もされ、ポリティシャン号の積荷が引き起こした騒動は世界中の知るところとなった。

この度「ウイスキー・ガロア」が再び映画化、邦題「ウイスキーと2人の花嫁」(原題 : Whisky Galore!) として2018年2月17日より全国で公開される。
日本語版の予告編が昨日より公開されている。

映画「ウイスキーと2人の花嫁」予告編 | YouTube.com

史実としての「ウイスキー・ガロア」については元サントリーチーフブレンダー・稲富孝一博士が「スコッチノート」で詳しく解説されている。

稲富博士のスコッチノート60エリスケイ-ウイスキー・ガロアの島 | バランタイン

ジョニーウォーカー「ブレードランナー2049」限定ボトル国内リリース

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Source : diageo.com

ジョニーウォーカーより、10月27日に公開された映画「ブレードランナー2049」の世界をイメージした限定ボトル「ジョニーウォーカー ブラックラベル ディレクターズカット」が発売される。
ボトルデザインだけでは無く、中身もこのボトルの為のオリジナルブレンドとなっており、映画の舞台である西暦2049年にちなみ、度数49%でボトリングされている。
国内ではアマゾン・ジャパンでの限定販売で、限定本数は500本。既に予約受付が開始されており、発売は12月5日となっている。

10月31日追記 : すでに完売した模様。

「ブラックラベル ディレクターズカット」を数量限定で発売 | kirin.co.jp

2017年 下半期 国内リリース一覧