タグ別アーカイブ: サントリー

Suntory

杉樽使用 THE ESSENCE of SUNTORY WHISKY 第3弾リリース

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source : suntory.co.jp

サントリーは業務市場向け限定シリーズ「THE ESSENCE of SUNTORY WHISKY」の第3弾として、ブレンデッド・ウイスキー2種を本日発売した。

THE ESSENCE of SUNTORY WHISKY ブレンデッド・ジャパニーズ・ウイスキー クリーンタイプ」は、鏡板に杉材を使用した「杉樽」で6年以上熟成した白州モルトと、ホワイトオーク熟成の白州モルト、知多グレーンをブレンドしたもの。

THE ESSENCE of SUNTORY WHISKY ブレンデッド・ジャパニーズ・ウイスキー リッチタイプ」は、ホワイトオークで12年以上熟成後、杉樽で後熟させた山崎モルトに加え、熟成年数18年以上のシェリーカスクとミズナラカスクの山崎モルト、同じく熟成年数18年超の知多グレーンを使用したものとなっている。

いずれもアルコール度数は48%、容量は500ml。

THE ESSENCE of SUNTORY WHISKY | サントリー

2019年10-12月 国内リリース一覧

サントリーの純米ウォッカ「HAKU」 国内販売開始

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source : suntory.co.jp

サントリーがジャパニーズクラフトウオツカとして昨年10に米国で発売したHAKU(白)」が、今週23日より日本でも販売されている。
原料に国産米を100%使用、サントリーがウイスキー原酒の濾過の為に開発した竹炭濾過技術が応用されている。
アルコール度数は40%、容量700ml、価格税別3,000円。

ジャパニーズクラフトウオツカ「HAKU」新発売 | サントリー

日米共同開発バーボン「リージェント」全米で発売へ

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source : legentbourbon.com

サントリーは傘下のジム・ビームと共同で開発したバーボン「リージェント(Legent)」を今月より全米で発売する。
これはアメリカンオークの新樽で熟成された通常のジム・ビームの原酒に加え、シェリーカスクとレッドワインカスクでフィニッシュを行った2種の原酒も使用し、これら3種の原酒を「響」などで培われたサントリーのブレンド技術を応用してブレンドしたものとなっている。
アルコール度数は47%、価格はUS$35。

サントリーは2014年にビーム社(現ビームサントリー)を買収、2017年にはジム・ビームと共同で開発したジン「ROKU」を、2018年にはウォッカ「HAKU」をそれぞれ発売した。
また同じくジム・ビームとの共同開発による、傘下の5カ国7蒸溜所の原酒を使用したブレンデッド・ウイスキー「碧 Ao」の発売を今年4月に予定している。

サントリーが日米共同開発ウイスキー ビーム統合めど | 日本経済新聞
リージェント公式サイト: legentbourbon.com

バーボンには最初に一定のサイズの新樽で熟成させるという規定があることや、多くの銘柄の原酒が少数の大規模蒸溜所でまとめて生産されているという事情が長く続いた(今もある程度はそうです)こともあって、個人的な意見ではありますが、スコッチやジャパニーズに比べるとどうしてもフレーバーの幅が狭くなりがちです。
クラフトディスティラリーを始めとした新規蒸溜所が続々と誕生していることに加えて、こういったブレンド技術、フィニッシュ技術の導入はバーボンの幅を広げることに繋がりますので、一ドリンカーとしては大いに歓迎したいところです。

(追記)’Legent’を「レジェント」と翻音しておりましたが、どうやら「リージェント」のようですので修正致しました。

サントリー「白角」休売へ

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source : suntory.co.jp

サントリーが原酒不足から「白角」の全商品、及び「知多」の350mlサイズ、「角瓶」のコンビニ向け450mlサイズを休売にすると報じられている。
既に「白角」の生産は終了、在庫は3月末には無くなる見通しで、缶入り商品の「特撰白角水割」のみ販売が継続される。
この休売により原酒を確保し、「角瓶」などの他の商品の安定供給を図る。

サントリーは同じく原酒不足から昨年の6月に「白州 12年」を同9月には「響 17年」を休売にしている

ウイスキー「白角」、販売休止へ 原酒不足で サントリースピリッツ | 毎日新聞

サントリー 5カ国の原酒を使用したブレンデッドウイスキー「碧 Ao」を発売

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source : suntory.co.jp

サントリーは世界5大ウイスキー産地の原酒を使用した、SUNTORY WORLD WHISKY「碧 Aoを発売する。

原酒は全て自社蒸溜所によるものと発表されており、アイルランド、スコットランド、アメリカ、カナダ、日本の全てにウイスキー蒸溜所を所有するサントリーならではのブレンデッド・ウイスキーでとなる。
具体的にどの蒸溜所の原酒が使用されているかは今の所不明だが、現時点でサントリーホールディングスの傘下にある蒸溜所は以下の通り。

アイルランド
クーリー / キルベガン
スコットランド
ラフロイグ / ボウモア / オーヘントッシャン / グレン・ギリー / アードモア
アメリカ
ジム・ビーム / メイカーズ・マーク
カナダ
アルバータ / カナディアン・クラブ
日本
山崎 / 白州 / 知多

2019年は春夏と秋冬の2期に出荷が行われる予定で、第1期の発売は4月16日より開始される。
アルコール度数43%、容量700mlで、価格は税別5,000円となっている。

SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(アオ)数量限定新発売 | サントリー

2019年4-6月 国内リリース一覧

サントリー、今年も干支デザインの限定ローヤルとオールドを発売

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source : suntory.co.jp

年末の風物詩、サントリーウイスキーローヤルとオールドの干支デザイン限定ボトルが今年も発売される。

サントリーウイスキーローヤル 亥歳ボトル
43% / 600ml / 税別8,800円
サントリーウイスキーオールド 亥歳ラベル
43% / 700ml / 税別1,880円

いずれも11月6日より数量限定で販売される。

「サントリーウイスキーローヤル」「同 オールド」、 「ザ・プレミアム・モルツ」の干支シリーズ 数量限定新発売 | サントリー

2018年下半期 国内リリース一覧

サントリー、純米ウォッカ「HAKU」を米国でリリース

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source : suntory.com

ビームサントリーは北米市場でジャパニーズ・クラフト・ウォッカと銘打たれたウォッカ「HAKU(白)」をリリースした。

原料には100%白米を使用し、サントリーがウイスキーにも用いる竹炭による濾過が行われている。
昨年日本を含むアジア及びヨーロッパ市場でリリースされたジャパニーズ・クラフト・ジン「ROKU」に次ぐ商品で、今回北米市場ではこれら2商品が同時にリリースされた。
「HAKU」はアルコール度数40%で、北米での価格は750mlでUS$27.99となっている。

ジャパニーズ・ウイスキーが世界中で高い人気を誇る中、看板商品の休売を決定する程の原酒不足に陥るサントリーにとって、熟成期間を要しないジンやウォッカなどのスピリッツの開発・販売は苦肉の策であったとも言えるが、先に発売された「ROKU」は今のところ順調に売上を伸ばしているようだ。
同じく原酒不足に陥るニッカも、昨年「ニッカ カフェジン」と「カフェウォッカ」を発売している。

The House of Suntory Introduces ROKU™ GIN and HAKU® VODKA | Beam Suntory
HAKU公式サイト: hakuvodka.suntory.com

サントリー 「季」、英国で販売開始

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写真はアメリカ向けの物  source : suntory.com

サントリーはアメリカ合衆国限定で販売していたブレンデッド・ウイスキー「Toki(季)」を英国でも展開する。

「Toki」は白州をキーモルトに山崎のモルト原酒と知多のヘビータイプのグレーン原酒を使用したブレンデッド・ウイスキーで、2016年にアメリカでリリースされた。
専用のハイボールマシンを用意するなど、海外でのハイボールの普及を商品の目的の一つとしている。

英国向けは容量700mlとなり、価格は£35で既に販売が開始されている。

Suntory Brings Its Blended Whisky Toki to the UK | imbibe.com
季 ブランド公式サイト: suntorytokitime.com

「響 ブレンダーズ・チョイス」9月リリース

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source : thespiritsbusiness.com

サントリー「響」シリーズの新商品、「響 Blender’s Choice」が9月4日より発売される。
ワインカスク熟成原酒の使用を特徴とし、NA(熟成年数表記無し)ながら使用原酒の酒齢は平均15年だとしている。
度数は43%、価格は1万円で国内業務市場向け商品となり、残念ながら国内一般や国外での販売は今のところ計画されていないようだ。

サントリーは同じく9月に「響 17年」の休売を予定しており、この「ブレンダーズ・チョイス」が当面「17年」の代役を務めることになると思われる。

New Hibiki Whisky To Launch, Following Suntory Discontinuations | Forbes
Suntory to Debut Hibiki Blender’s Choice | The Spirits Business

2018年下半期 国内リリース一覧

白州12年、6月より販売休止

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source : suntory.co.jp

今朝「響17年」の販売が9月で停止されるとした米Forbesの記事を紹介したが、先ほどオンラインで配信された日本新聞新聞の記事によれば、響17年に加えて「白州12年も6月より販売休止なるようだ。
販売休止はやはり原酒不足が原因だとしており、設備投資などを行なって再発売を目指すとしている。

サントリー「響17年」販売休止 ウイスキー原酒不足 「白州12年」も | 日本経済新聞
白州公式サイト: suntory.co.jp/whisky/hakushu/

(7月18日追記)
公式サイトに休売に関するお知らせがひっそりと追加されている。

シングルモルトウイスキー「白州12年」休売について | サントリー

響17年、販売停止へ

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source : suntory.co.jp

米Forbes.comが、サントリーを代表するブレンデッド・ウイスキー「響 17年」の販売と生産が今年9月で停止されると報じている。

「響 17年」休売の情報は今年に入ってからネット上に出回ってはいたものの、サントリーからの発表は無かった為に噂の域を出ないものだった。
だがForbesはこれを日本のサントリーの広報に確認したとしており、噂は本当であったようだ。
販売停止が一時的な物かどうかは不明だが、仮に一時的であったとしても現時点で販売再開の目処を立てるのは当のサントリーにとっても難しいのではないだろうか。

「響 17年」はサントリー創業90周年記念として、また初の「響」シリーズとして1989年に発売された(販売当初は”17年”の表記無し)。
以来サントリーの看板商品の1つであり、2003年には映画「ロスト・イン・トランスレーション」に登場して欧米における”ジャパニーズ・ウイスキー”の知名度を飛躍的に向上させる役割も担った。

近年のサントリーの原酒不足は隠しようも無いものだったが、上記のような経緯から筆者は他のウイスキーを終売させてでも「響 17年」は死守するのではないかと予想していたのだが・・・。

Suntory Time: Hibiki Whisky Discontinued As Aged Japanese Whisky Runs Dry | Forbes
響 ブランド公式サイト: suntory.co.jp/whisky/hibiki

(7月18日追記)
公式サイトに休売に関するお知らせがひっそりと追加されている。

サントリーウイスキー「響17年」休売について | サントリー

サントリー、「山崎」「白州」「響」のカートンのデザインをリニューアル

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source : thespiritsbusiness.com

サントリーが販売する「ジャパニーズ・ウイスキー」に付属のカートンのデザインがリニューアルされるとThe Spirits Businessが報じている。
新たなカートンでは上の写真のようにブランドロゴが現行の物よりもより大きくデザインされており、ラインナップ全体でデザインに統一性を持たせているようだ。

まず今年中に「山崎 12年」「白州 12年」「響 ジャパニーズハーモニー」のカートンがリニューアルされ、2019年末までに北米向けブレンデッド・ウイスキー「Toki (季)」を含む全てのウイスキーのカートンが変更される。

元記事では変更は”Global”だと表現しているが、現時点でこの件に関するニュースリリースは日米いずれのサントリーからも発表されていない為、日本でも実施されるのかは不明。

Suntory Revamps Yamazaki, Hibiki and Hakushu Packaging | The Spirits Business

山崎リミテッドエディション、今年は発売されず

サントリーより2018年の中元期に向けた洋酒サマーギフトの発売がアナウンスされたが、2014年から毎年ラインナップされていた「山崎 LIMITED EDITON」の名前が残念ながら今年は見当たらない。
「山崎 LIMITED EDITION」は若い原酒に20年超の原酒をヴァッティングさせた物だとされていたが、今では20年を超えるような原酒を十分に確保するの難しいのだろうと想像される。
今年のサマーギフトにラインナップされているジャパニーズ・ウイスキーは「ローヤル」のみで、日本を代表するウイスキーメーカーの物としては寂しい限りだ。

2018年 サントリー 洋酒サマーギフト 新発売 | サントリー

ちなみに以下のリンクは初めて「山崎 LIMITED EDITION 2014」が発売された2014年のサマーギフトのアナウンス。僅か4年前の物だが隔世の感がある。

2014年 サントリーサマーギフト 新発売 | サントリー

サントリー創業者を描いた「琥珀の夢」TVドラマ化

サントリー創業者・鳥井信治郎をモデルにした伊集院静氏の小説「琥珀の夢 小説 鳥井信治郎」が内藤聖陽氏主演でTVドラマ化されることになった。
監督は「交渉人 THE NEGOTIATOR」「ドクターX 外科医・大門未知子」などで演出を務めた松田秀知氏。
テレビ東京系およびBSジャパンで今秋放送予定。

内野聖陽がサントリー創業者モデルの主人公に 伊集院静原作ドラマ「琥珀の夢」今秋放送 | 映画.com

サントリーHD、米国での生産拡大へ

サントリーホールディングスの新浪剛史社長が日本経済新聞の取材に対し、今後5年間で1千億円の投資を米国で行うと明らかにした。
投資は主にジム・ビームなどのバーボン生産施設の増強に当てられる。
また同氏は、この投資の決定の一因がトランプ大統領による大幅な法人税の減税であるとも明かしている。

サントリー 5年で1000億円米国に投資 ウイスキー生産増強 | 日本経済新聞

山崎18年、中国での定価は10万円

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Source : beamsuntory.tmall.com

サントリーはこのほど、アリババ(阿里巴巴)が運営する中国最大のオンラインショッピングモール・Tモール(天猫)にビーム・サントリーとして出店し、中国でのウイスキーの直接販売へ乗り出した。

驚かされるのはその価格設定で、山崎NAが1,188元で約2万円、山崎12年が1,888元で約3万2千円、山崎18年が6,288元で約10万7千円、山崎25年が38,888元で約66万円、白州12年が1,788元で約3万円、響17年が3,288元で約5万6千円と、日本での希望小売価格はもちろん、中国国内での並行輸入品の相場をも遥かに上回る値付けとなっている。
流石にこの価格では争奪戦とはいかないようだが、それでも正規品の安心感からか、購入者はいるようだ。

一方でラフロイグ10年は328元(約5,600円)、ジム・ビームは108元(約1,800円) など、日本産以外のウイスキーについては日本国内とほぼ同一の値段で販売されているので、関税などの要因ではなく、完全に需給に基づいた値付けだということがわかる。
日本よりもよほど資本主義的だと言えるが、こんな値段で売られた日には筆者は山崎NAにすら手が出ない。

宾三得利洋酒官方旗舰店

サントリー「THE ESSENCE of SUNTORY WHISKY」シリーズ発表

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「創」(山崎)「遊」(白州)「夢」(知多)の文字をデザイン。source : suntory.co.jp

サントリーより数量限定の新シリーズ「THE ESSENCE of SUNTORY WHISKY」のリリース開始が発表された。
このシリーズ第1弾として、以下のカスクストレングス3種が2月27日より発売される。
全て飲食店向けの数量限定品で、限定本数は不明。

THE ESSENCE シングルモルトウイスキー 山崎蒸溜所 ピーテッドモルト 12年
49% ABV / 500ml / 10,000円(税別)
THE ESSENCE シングルグレーンウイスキー 白州蒸溜所 ライタイプ 4年
57% ABV / 500ml / 5,000円(税別)
THE ESSENCE シングルグレーンウイスキー 知多蒸溜所 ワイン樽4年後熟 16年
49% ABV / 500ml / 10,000円(税別)

「THE ESSENCE of SUNTORY WHISKY」シリーズ 3種数量限定新発売 | サントリー

2018年上半期 国内リリース一覧

サントリー、貯蔵能力増強へ

日経新聞の報道によると、サントリーは200億円を投じ、2020年までに近江エイジングセラーと白州蒸溜所の貯蔵能力を2割増強させる。
拡大する需要に応える為、サントリーは2013年に山崎蒸溜所、2014年に白州蒸溜所の蒸溜能力を増強、また2015年から2017年かけて近江エイジングセラーの貯蔵能力を既に1割増加させている。
だが生産増強がすぐには出荷に反映されないのがウイスキーの辛いところで、2020年にようやく2017年比で1割の販売量増加となる予定だという。

サントリーの他、アサヒビールはニッカウヰスキーのモルト・ウイスキーの生産能力を2015年から2017年にかけて80%増強、キリンは富士御殿場蒸溜所の今年下半期の生産を前年同期比で10%増加させている。

世界が認めた国産ウイスキー サントリーなど増産へ | 日本経済新聞