ベンロマック シェリーカスク熟成の「ピートスモーク」を発売

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source : benromach.com

ベンロマックよりヘビリーピーテッドのシングル・モルト「ベンロマック ピート・スモーク シェリー・カスク・マチュアード(Benromach Peat Smoke Sherry Cask Matured)」が発売された。
2010年蒸溜のヘビリーピーテッド原酒をファーストフィルシェリーホグズヘッドで8年間熟成させた物で、アルコール度数はカスクストレングスとなる59.9%、限定6,500本で販売される。
英国での価格は£64.99。

ベンロマックは「ピート・スモーク」としてバーボンカスク熟成のものはこれまでに何度かリリースしているが、シェリーカスク熟成の物はこれが初めてとなる。

Benromach Weds Heavily Peated Barley with Sherry Casks for Limited Release | Benromach

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無名の2,000円スコッチが「世界のベストウイスキー」に選ばれる(フェイクニュース)

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source : lidl.co.uk

先月末、米エスクァイアや英インディペンデント、英版ハフィントン・ポストなどのニュースサイトが、「クイーン・マーゴット 8年(Queen Margot 8 Years)」というブレンデッド・スコッチが英ウイスキー・マガジン誌の主催するワールド・ウイスキー・アワード(WWA)2019で「ワールド・ベスト・ウイスキー」に選ばれた、とする報道を相次いで行った。
この「クイーン・マーゴット」、ドイツに本社置くディスカウント・スーパー・チェーン、リデル(Lidl)が£13.49、日本円にしてわずか2,000円程度で販売しているもので、これが世界中から集まった40人の専門家に並み居る強豪を抑えて「ワールド・ベスト」に選出されたとなれば快挙に違いなく、各ニュースサイトではもはやウイスキーに高い金を払う必要は無いといった論調でこのニュースを紹介していた。

だが残念な事にこのニュースは正確ではなく、報道後に米フォーブスが指摘したように、「クイーン・マーゴット」は今のところ熟成年数12年以下のブレンデッド・スコッチ・ウイスキーの部門においてベストに選出されたに過ぎない。
WWAは3段階に分けて審査を行っており、まず第1ラウンドで各国ごとのサブカテゴリのベストを、次の第2ラウンドでは各国のメインカテゴリ(シングル・モルト、ブレンデッド・ウイスキーなど)ごとのベストを、そして最終ラウンドでは世界全体でのメインカテゴリごとのベストをそれぞれ選出する。
「クイーン・マーゴット」はこの内の第1ラウンドを突破したところで、各ニュースサイトの報道は勇み足だったわけだ。

ただし「クイーン・マーゴット」はこの第1ラウンドで、スコッチとしてはトップの知名度を誇り、現地での価格は倍近い「ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年」を破っており、コストパフォーマンスに優れたウイスキーであるには違いないようだ。
そしてもちろん今月末に発表されるWWAの最終ラウンドの勝者にこの2,000円のスコッチが選ばれる可能性も残っている。

いずれにせよ、報道後(当然ながら)「クイーン・マーゴット」は売れに売れたそうなので、リデル社にとってWWAへのエントリー料(3万円弱)は非常に効率のいい投資になったと思われる。

なお、フォーブスの指摘を受けて、報道を行った各ニュースサイトの該当記事は現在修正されている。

Fake Whisky News: No, That Lidl Whisky Is Not ‘The Best In The World’ | Forbes.com
Queen Margot 8YO Blend Scotch Whisky | Lidl

第1ラウンドを突破しただけだと知っていても、この値段なら私もリデルへ行っていたと思います。

若冲・群鶏図ラベルのロングモーン発売

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source : kokorokarano.jp

小学館の雑誌サライの通販サイト、心からの贈り物で、京都・細見美術館に所蔵されている伊藤若冲の「群鶏図」がラベルにデザインされた「ロングモーン 1997 20年 群鶏図ラベル」が発売されている。
アルコール度数53%、容量700ml、価格は税別20,000円。
限定本数264本の内、同サイトで販売されているの80本のようだ。

小学館集英社プロダクション サライオリジナルロングモーン1997 群鶏図ラベル | 心からの贈り物

2019年1-3月 国内リリース一覧

「グレンリベット 1967 50年」発売

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source : scotchwhisky.com

グレンリベットは、マスターディスティラーのアラン・ウィンチェスター氏の名を冠したハイエンドラインの第3弾「ザ・グレンリベット ウィンチェスター・コレクション ヴィンテージ 1967(The Glenlivet The Winchester Collection: Vintage 1967)」をリリースした。
貴重な1967年ヴィンテージの原酒のみを使用した熟成年数50年のシングル・モルト・ウイスキーで、アルコール度数はカスクストレングスの48%、150本のみが生産される。
またボトルとケースは、ウェールズ出身のデザイナー、ベッサン・グレイ氏が、グレンリベット蒸溜所の南に広がるケアンゴームズ国立公園からインスピレーションを得てデザインしたもの。
価格はUS$25,000(約277万円)前後で、英国では既に販売が開始されている他、来月からその他の国へも出荷される予定。

グレンリベットは同シリーズ第1弾「ヴィンテージ 1964」を2014年に、第2弾「1966」を2016年にそれぞれリリースしている。

Glenlivet 50 Year Old Released at £25,000 | Scotchwhisky.com

タムデュー、エジンバラ空港限定ウイスキー発売

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source : Facebook@tamdhuwhisky

タムデューは今月2日、スコットランド・エジンバラ空港限定のシングル・カスク・ウイスキー「タムデュー 2002 シングル・カスク #6191(Tamdhu 2002 Single Cask #6191)」を発売した。
カスクタイプはヨーロピアンオークファーストフィルシェリーカスク、アルコール度数は57.1%、限定本数591本で、価格は£279となっている。

タムデューは昨年、初の免税店限定の商品をリリースしたが、空港を限定したリリースはこれが初めてとなる。

2019年 免税店リリース 一覧

日米共同開発バーボン「リージェント」全米で発売へ

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source : legentbourbon.com

サントリーは傘下のジム・ビームと共同で開発したバーボン「リージェント(Legent)」を今月より全米で発売する。
これはアメリカンオークの新樽で熟成された通常のジム・ビームの原酒に加え、シェリーカスクとレッドワインカスクでフィニッシュを行った2種の原酒も使用し、これら3種の原酒を「響」などで培われたサントリーのブレンド技術を応用してブレンドしたものとなっている。
アルコール度数は47%、価格はUS$35。

サントリーは2014年にビーム社(現ビームサントリー)を買収、2017年にはジム・ビームと共同で開発したジン「ROKU」を、2018年にはウォッカ「HAKU」をそれぞれ発売した。
また同じくジム・ビームとの共同開発による、傘下の5カ国7蒸溜所の原酒を使用したブレンデッド・ウイスキー「碧 Ao」の発売を今年4月に予定している。

サントリーが日米共同開発ウイスキー ビーム統合めど | 日本経済新聞
レジェント公式サイト: legentbourbon.com

バーボンには最初に一定のサイズの新樽で熟成させるという規定があることや、多くの銘柄の原酒が少数の大規模蒸溜所でまとめて生産されているという事情が長く続いた(今もある程度はそうです)こともあって、個人的な意見ではありますが、スコッチやジャパニーズに比べるとどうしてもフレーバーの幅が狭くなりがちです。
クラフトディスティラリーを始めとした新規蒸溜所が続々と誕生していることに加えて、こういったブレンド技術、フィニッシュ技術の導入はバーボンの幅を広げることに繋がりますので、一ドリンカーとしては大いに歓迎したいところです。

(追記)’Legent’を「レジェント」と翻音しておりましたが、どうやら「リージェント」のようですので修正致しました。

グレンリベット 日本向けシングルカスクを発売

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source : theglenlivet.jp

グレンリベットより、日本限定販売となるシングル・カスク・ウイスキー「ザ・グレンリベット シングルカスク 2019 (#96411)」が4月8日に発売される。
熟成年数21年、カスクタイプはセカンドフィルシェリーバット、アルコール度数55.4%で、限定470本、価格は税別43,000円となっている。

ザ・グレンリベット シングルカスク2019(#96411) | ザ・グレンリベット

2019年4-6月 国内リリース一覧